タンポポいろいろ
こんにちは!陽子絵画制作室です。
今日は明石で絵画教室がありました。
教室の生徒さんで、最近タンポポをスケッチされていた方がおられました。
その時、タンポポには、「西洋タンポポ」と、「日本タンポポ」があるということが話題になりました。
違いは何かと、調べてみると、外来種の西洋タンポポは、外側のガクが、反り返っていて、在来種の日本タンポポは反り返っていないというのが、見分けるポイントのようでした。
それから、見かけるタンポポがどちらか確認するようになりました。
先日、お寺拝観で、滋賀県に行ったとき、観音正寺に至る石段で、正しくガクが反り返っていない「日本タンポポ」を見つけました。
半日陰のような石段で、そこここにすらりと咲いていました。
また、お寺に着いてカンカン照りの地面には、背が低い「西洋タンポポ」がたくさん咲いていました。
また、意外にも、家の近所で、日本タンポポの「白花タンポポ」を二回ほど見かけました。
本日、絵画教室に行く途中、バスを降りた道端の植え込みで、背の高いタンポポを見かけました。
ガクを確認したところ、反り返っていません。「日本タンポポ」がこんなところにも!
写真を撮りました。
その後、さらに道すがら、先ほどと同じ「日本タンポポ」のような花が咲いていて、観察すると、軸が途中で枝分かれしています。葉っぱは根本から放射状に広がっていて、全体に毛が生えています。
そしてその近くには、それより背が低くて、ガクの反り返っていない「日本タンポポ」も咲いていました。
そちらは軸が枝分かれしておらず、根本から生えている葉っぱに毛は生えていません。
この二種類は微妙に違うようなので、帰宅後調べてみました。
すると、背が高く枝分かれしているのは「ブタナ」という外来種であることが分かりました。
また「日本タンポポ」も、11種類もあることが分かりました。
一口にタンポポと言っても、ずいぶん奥が深いと改めて感心しました。