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お花畑のおひなさま
こんにちは! 陽子絵画制作室です。
日々のアート活動や、身近な生き物の観察を綴っています。
今日は最近描いているおひなさまの色紙絵の模様の彩色の続きをしました。
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昨日は着物に金泥雲母を塗ったり、松や藤の模様を描き込んだりしました。
今日はまず臙脂色の襟元部分の三角市松模様をトレーシングペーパーに描いてから転写して金泥雲母で彩色しました。
着物の赤い部分には斜め格子模様があります。
こちらもトレーシングペーパーに定規で模様を描いてから、裏に色鉛筆を塗り、色紙に重ねて5Hの鉛筆でなぞって模様を転写しました。
その後、ごく細い面相筆とみぞ引き定規を使って格子模様に金泥雲母を引きました。
室温が低いため、筆先の絵の具のニカワがすぐに固まってきてしまい、線が思うように引けません。
電熱器やコーヒー保温器等で皿を温めたり、線を一本引くたびに筆の絵の具をつけ直したり冬場は大変だと実感しました。
そうこうしてなんとか格子模様が描けました。
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ほとんど彩色できました。
あとは、髪の毛や顔を仕上げたり、背景の桃の花や、砂子をかけたりして完成しようと思います。
これは、明石の絵画サークルで、希望される大人の方が描く作品例として制作したのですが、ふと、こどもの生徒さんの題材にしてもいいなと思いました。
こどもの生徒さんの場合は、見本の型を転写するのではなく、水彩絵の具で自由におひなさまを考えて描くようにすれば、想像力が養われていいかと思いました。
今日の午後の絵画教室で、早速採用しました。
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おひなさまの色紙絵のコピーや、おひなさま人形の写真等、参考に見せましたが、大変のびのびと、お花畑にいる幸せそうなおひなさまを描いてくれました!
他の生徒さんは、前回の静物画の仕上げをしてから、おひなさまの絵の下描きを始めました。
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それぞれの生徒さんのペースがあるので、あまり急かさず納得のいくまで描いて作品を完成しています。
真っ先におひなさまの絵を完成した5歳の生徒さんは、その後あじさいの折り紙をいくつも作っていました。
絵画教室でいろいろな内容を取り上げて、育ち盛りの生徒さん達(大人も!)の想像力と創造力を楽しく育てたいと考えています。
読んでいただきありがとうございます。