揖保川を渡る調べ
こんにちは! 陽子絵画制作室です。
皆様土曜日いかがお過ごしですか?
今日は午前中掃除をしたり画材を買いに行きました。
台所のアゲハの蛹はだんだん形が角ばってきました。
触角や羽が成長していると思われます。
午後、竜野に出かけました。
知り合いのピアニスト、臼井洋志さんの演奏会の予定だったのです。
山陽本線竜野駅から歩いて行きました。
揖保川町の役所にたくさんベルのついたモニュメントがありました。
しばらく歩くとアクアホールに着きました。揖保川沿いの大きな建物です。揖保川の土手にはたくさんの赤とんぼが飛んでいました。
何を隠そう竜野と言えは、赤とんぼの作詞家「三木露風」の出身地なのです。
アクアホールの2階からは広々した揖保川が見渡せました。(見出しの写真)
時間になり、臼井さんの演奏が始まります。
私はピアノを習ったことはなく、演奏はただ聴くだけで、ピアノについて全く知らないのですが、このアクアホールのホールにある「スタインウェイ」という、すごいピアノが弾けるという演奏会だったのです。
ただし観客は少人数に限られていました。
臼井さんの演奏は、特定の楽譜はなく、即興で演奏されるというものでした。
それでいて、水の雫が滴るように、川が流れるように、とても自然で美しい旋律が流れていきました。
その調べは、ホールから流れ出て、揖保川を渡って空気を浄化していきました。
約50分間の演奏はあっという間に終わりました。
演奏する臼井さんとピアノをスケッチしました。
美しい演奏を聞きながらスケッチもできて最高の気分です。
演奏が終わってから数人で近所の喫茶店に行って、みんなでお話しをして帰りました。
心が洗われ、新たなエネルギーが湧いてきて、帰宅後、家の掃除をしたり、絵の準備をしたりしました。
サムホール(22.7cm角)のパネルに新鳥の子紙を貼って、その上から張る予定の麻紙にドウサを引いて毛布の上で乾かしているところです。
美しい音楽に触れることができて、とてもリフレッシュでき、新たなエネルギーをチャージできたのでよかったです。
最近緊急事態宣言などで、何かにつけ心配したり気分が重くなりがちですが、感染防止対策を充分にして、このような素晴らしい音楽に触れることができ、気持ちが明るく前向きになりました。
これからも明るい面に意識を向けて、楽しい気分で過ごそうと思います。
読んでいただきありがとうございました。
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