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エンパワメント疲れ?
今週末、グラミー賞の授賞者が開催される。
アカデミー賞はWOWOWでの生放送がなくなって無念だが(まだ、どこかが権利を買う可能性があるらしい。あそこかな?)、グラミー賞は生放送してくれるようで有り難い。
高橋芳朗さんの解説を聞く。サブリナ・カーペンターのことを語っている部分で、「昨今ではめずらしく、エンパワーメント系のメッセージが入っていない。本人も新年の挨拶で『今年は下ネタを控えよう』と投稿している」との解説(大意)。
new year’s resolution no more dick jokes it’s gonna be really hard
個人的にも、共感疲れ、エンパワメント疲れ、連帯疲れのムードを感じているので、サブリナの大人気ぶりは妙に納得してしまう。
最優秀レコード賞ノミニー
「Now And Then」ザ・ビートルズ
「TEXAS HOLD 'EM」ビヨンセ
「Espresso」サブリナ・カーペンター
「360」チャーリーXCX
「BIRDS OF A FEATHER」ビリー・アイリッシュ
「Not Like Us」ケンドリック・ラマー
「Good Luck, Babe!」チャペル・ローン
「Fortnight」テイラー・スウィフト ft. ポスト・マローン
今年は、女性アーティストが多くノミネートされ、誰が授賞しても納得の近年稀に見る極強ラインアップだと思う年間最優秀レコード(何回聞いても年間優秀アルバムとの違いが覚えられない苦笑)。
(ビートルズが獲ったら、さすがに審査方法&基準を変えた方がいいと思うのだけれど)時代のムードを牽引するアーティストが授賞してくれるのだろうと、(スピーチもパフォーマンスも込みで)楽しみで仕方がない。