まだコロナ不安のある夢
緊急事態宣言が明け、どこかに出かけたい欲がムクムクと湧きおこっているのか。こんな夢を見た。
家族で温泉旅館に行っている。そこは大きな宿で、団体客が観光バスで来るようなところだ。私たちが入館した直後、スポーツマン系の若い男子たちが、団体で入ってきた。
こ、これはまずい・・・。
私はマスクをしていなかったので、慌てて売店に行ってマスクを購入しようとした。が、売り切れ。
団体から逃げるようにして旅館の奥へ入っていくと隠居部屋みたいなところがあって、そこに、この旅館の御隠居さんらしき白髪のおばあちゃんがいた。
おばあさんは、防御力が高そうなマスクをたくさん持っていた。百枚入りか? と思われるような分厚いビニールに、ぎゅっと詰まっている。
私は勇気を出して、
「あの~、すんません、マスクを一枚いただけますか?」
と申し出た。ご隠居さんはにこりともせず、マスクを一枚くれた。