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カナダからの手紙
娘がカナダに旅立ってから一週間が過ぎた。私にとってカナダといえば大好きな赤毛のアンつながりでプリンスエドワード島が真っ先に浮かびます。ここは死ぬまでに一度は行きたい場所不動の1位。そして娘の留学先がトロントでプリンスエドワード島が近いことを知って我が事のようにワクワクしている私なのでした。
トロントとの時差は13時間。私が今日をすごしている時娘はきのうの時間にいる。なんだか不思議……
私がこれから寝ようとしている時に娘は学校に向かっているんだよね。そんなことを最近よく考えているからか私は同時にふたつの時間を生きているような錯覚に囚われています 。
そう、私は気がつくと時計を見てすぐにマイナス13時間して今のトロントの時間を確認しているのでした。単純に昼夜逆ではあるもののお互い活動している時間帯は思っていたより重なることが多くその時間にラインのやりとりも頻繁にしています。インターネットで繋がっているこの時代に昔の距離の概念はあてはまらないのかもしれません。昔のカナダで思い出した!
ラブレターフロームカナ〜ダ〜♪今でも一緒に歌える自分に驚き!あの頃カナダからの手紙が届くのにはそれなりの時間がかかったはず。今ではリアルタイムに言葉も写真も動画も交わせるのが当たり前。あなたのいない一人旅です〜♪……のはずが「おい、今どこ?」とピコンとラインが入ったら見つめるカナダの夕日だって全然ロマンチックじゃなーい!
と、書いてるそばから娘のラインが届いた。
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こっちは夜だよー!
半日前のカナダが届くことの不思議さにもだんだん慣れてきました。