言霊ラリー(毎週ショートショートnote)

虫酸が走り、二の足を踏み、暗影を投じる。不安の種は空に弧を描き、着地と同時に深淵が広がる。
火の車を不眠不休で漕ぎ続け、鯉の一跳ねとばかりに賽を投じた。丁か半か、神のみぞ知る。
東奔西走、七転八倒さじを投げた。捨てる神あれば拾う神あり、捲土重来のトスがあがる。
言霊ラリーは、いつも先が読めない。


お題はこちらの「見たことがないスポーツ」から。

懐かしいものを紹介されたので、自作のもあげとこう。