限りなく生トマト。トマトース!
食べものに好き嫌いは一切ない!
という父。実は酸っぱい物が苦手、と言うよりかなりダメ。
お弁当のエスカベッシュを丸々残していたのを見逃しませんよ!
食事は残さない主義の父が残すとは余程苦手らしい。
同居を始めてからどのくらいの酸っぱさまで大丈夫か観察したところ、
私が作った物は何も言わずに完食してくれるも、
どうやらトマトの酸味も苦手らしい。
ほほう、それでホームセンターでトマトの苗を買おうとしたら
「買わなくて良い」と珍しく私の希望を拒否したわけだ。
そしてもう一つ、固い野菜の筋と皮が苦手。
これは好みと言うより、総入れ歯になってから噛み砕きにくくなったことが原因。
そこは調理で何とか工夫できる!
夏に手軽に手に入り、栄養価の高い野菜と言えばトマト。
トマト無しの夏の食卓は考えられない。
トマトシチューやトマトソースになると喜んで食べてくれるので、
加熱して酸味が減れば大丈夫らしい。
それで考えたのが『トマトース』限りなく生のトマトに近いトマトソース!
これを出すと「このトマトは甘いね」とご満悦なので朝食には欠かせないメニューとなった。
『トマトース』の作り方
①トマトを湯むきして乱切りにする。(写真はトマト大4分の1個分)
②軽く塩を振っておく。
③フライパンにオリーブオイルを熱してトマトを入れる。
④すぐに小さじ半分の砂糖を振りかけて炒める。
⑤砂糖が溶けたら醤油を1~2滴垂らし、一混ぜして完成!
トマトを出来るだけ生に近い状態で食べてもらいたくて考えたレシピなので、トマトに火を入れようと思わず、出来るだけ素早く!
写真はチーズスクランブルエッグに添えたもの。
たくさん作って鶏肉のグリルなどに添えてもおいしい。
砂糖は甘くするためと言うより軽く焦げて、香りが甘くなる位の量で、
控え目にすると美味しいと思う。
*トマトの湯むきが面倒なときは皮付きのまま乱切りにして、皮面を下にして炒め始めると、途中で皮が剥がれてくるので取り除きつつ炒めてもOK!
大量に作るときは皮を取る間に火が入りすぎるので、湯むきしておくのがお勧め。
追記:昨日のベニモンアゲハは夜こっそり逃がしてあげました。