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誉めワーク12 開業予定歯科医師の母上様を誉める

こんにちは。
横から目線です。

あなたにとって、事業承継は身近なものでしょうか?
事業承継の特に譲り渡す側の立場は、私からとても遠いところにあります。
年齢もそうですし、そもそも譲り渡すようなものが現状は存在していないので。

しかし、高齢化が著しい日本においては、事業承継を課題とする経営者は多いです。

今回はそんな相談を受けた時の誉めワークです。
すぐには答えが出ませんが、横から目線で聴く姿勢を作り、今後も相談できる関係を作ることができたと思います。

それでは、誉めワーク12のスタートです!


開業予定歯科医師Gさんの母上様を誉めました。

Gさんは来年開業予定で、カフェでその相談を受けていたら、突然知らないおばあさんが入ってきて、「いやもう、いつもお世話になってますぅー!」と言われ、手土産のお菓子まで渡してくださる。「いやまずあなた誰なのよ?」って思ってたら、母上様だった!

母上様は、Gさんの開業を応援してはいますが、ご主人が営んでいる実家の診療所の承継問題について頭を悩ませているようで、突然乱入してきては事業承継の相談を始めました。
予定が狂いすぎて困るなーと思ったけど、横から目線という姿勢を掲げるならここは聴くところだと思って相談に乗りました。

一通り話終えてから、こんな会話をしました。

母上様「こんなに差し迫ってから悩み始めてしまって…あと10年早ければと思いますし情けないことです…」

ぐちこ「問題に気付いて、こうして相談するという行動をされたことが素晴らしいことです!ご主人に万が一のことが起きるまで放置しているということになれば大変ですからね。よくご相談に来てくださったと思っています。ありがとうございます!」

母上様「そう言っていただけると心強いです。娘のこともあり、何から何までご面倒をおかけしますが、家の方のこともお力添えください。よろしくお願い申し上げます。」

初対面でしたけど、信頼してくださったのではないかと思います。
同時に、実家の診療所が顧問契約をしている会計事務所は何をやってたんだと、残念な気持ちにもなりました。何十年も契約してるのに放置したまま…これはプロの仕事じゃないし、できないなら顧問契約を手放して僕に任せてね!と思いました。

・感謝する点
母上様が、初対面の僕に対して、実家の診療所の色んなことを明かしてくださったことですね。
・改善したい点
事業承継はこれからどんどん増えるテーマなので、もっと勉強しないとです!
・自分を誉める点
突然違う話に切り替わっても、嫌な顔せずに(たぶん)きちんと相談に乗ったこと!
・次回に活かす点
家族一人一人の意見が違うので、すぐには方針が決まらなさそうでした。だから、選択肢をいくつか出して、家族会議の議案を作るイメージで話しました。「僕が答えに導くのではなくて、相手が自分で答えを出せるようにする」これは横から目線でいたからできたことなので、継続してやっていきます。

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