日本電産シンポが減速機の生産能力を増強
今回紹介する記事は、以下の記事です。
これは、日本電産シンポが70億円を投じて、減速機を増産するというニュースである。
日本電産シンポの減速機は、主にロボット用精密減速機と産業機器向けの遊星減速機である。
今後1~2年で、ロボット用精密減速機の生産能力を現状比約2倍、遊星減速機の生産能力を約1.3倍に増やす予定である。
まず、日本電産シンポとは、日本電産の100%子会社で、減速機の他にプレス機やデジタル荷重計、陶芸製品などを取り扱っている。
また、減速機とは、モーターの回転数を減らして、トルクを上げるために使われる装置である。
ロボットの場合、各軸にモーターと減速機が使われており、大きな力を生じさせるために減速機を用いる。
減速機により、可搬質量を上げることができる。
減速機の他のメーカーでは、ハーモニック・ドライブ・システムズが有名である。
産業用ロボットにおいて、減速機は必要不可欠な部品である。
その減速機の生産を増やすということは、産業用ロボットの需要が高まっていると言える。
人手不足や人件費の高騰、生産向上などの理由により、こらから益々伸びていくだろう。
また、フィリピンに生産工場があるということで、これからは中国からインドや東南アジアに、より生産拠点を移していくだろう。
大したことを書いていないが、自分のアウトプットも兼ねているのでご容赦願いたい。