変人を受け入れろ
世の中というのは、普通と異なるものを拒む傾向がある。
自分にとって、この人はおかしい。
だから、排除するという風に。
人のみならず、物や制度についても同様である。
今までこうやってきたから、こうするといったように。
しかし、これは、非常にもったいないことである。
特に、学校でこのような光景は多く見られる。
1クラス30人という団体の中で、マイノリティーな生徒は、排除されがちである。
私たちと違うから、受け入れられないと。
酷い場合だと、いじめに発展する。
ましてや、そのような生徒を教師ですら排除することもある。
非常識な子だなと。
このような状況は、多様性とは真逆の状態である。
しかし、世の中の普通とは違った考えや行動をする人は、稀有な存在である。
これが当たり前という認識を持ってしまうと、常識というものの欠点に気づきにくくなる。
今までもこうやってきたからと言った風に、疑問を抱かなくなる。
それに比べて、変わり者はそのような欠点に気づくことができる。
マジョリティーがやっているという理由ではなく、自分にとって正しいという理由が分からないからである。
分からないから疑問を抱く。
そして、新しいやり方を考える。
このような考えは、イノベーションを起こす上で非常に大切な考えだと思う。
現代で例えると、承認確認である押印やビジネス時のスーツ着用などである。
世の中では、当たり前のように行われているが、それじゃなければいけない正当な理由を考えると中々思いつかない。
このような世の中のおかしいところに気づくことができる逸材なのである。
そのような逸材を排除しとくのは、非常にもったいない。
自分の考えでは、思いつかないようなことを言ってくれるので、固定観念を壊すことができる。
そして、新たな認識が生まれる。
その新たな認識が、世の中を良くする可能性だってある。
変わり者を拒むということは、明るい未来を拒むことに繋がりかねない。
エジソンやアインシュタインも小学生の時、他の生徒や先生からバカにされたというエピソードを聞いたことある。
その後、2人は天才と呼ばれ、世の中に大きく貢献した。
自分の考えと違う人に対して、拒むのではなく、まずは受け入れてみるのが大事ではなのだろうか?
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