さとゆみゼミ #4|頭ん中大忙しの90分
さとゆみゼミの90分間は、大忙しだ。脳がフル回転。ついていくのが精一杯だし、ゼミが終わったあとも、ぐるぐる考え続ける。脳の筋肉痛。好転反応。
?を残した2つの文章
ゼミ中に、さとゆみさんからの講評を読む。2つの指摘(?)をいただいていた。
(1)事実と感想、混ぜるな危険
「それが唯一の楽しみだと言っていた。」とひいおばあちゃんを描写したことについて、さとゆみさんのコメントはこうだ。
このコメントを見てハッとした。そうだ。
「それ(コスモスの庭を見ること)が唯一の楽しみ」なんて、ひいおばあちゃんは言っていない。子どものとき「私」にとって、そう見えただけだ。
感想や印象を、事実のように書いてしまっていた。混ぜるな危険。
(2)心の時制を考える「それいつのこと?」
「ぼんやり幸せ」 こんな人生って、かなりいい。とまとめた私の一文に、さとゆみさんは次のコメントをくれた。
「時制?」と思いつつ、よくよく考えてみる。
この一文の前に「子どもの時『こんなおばあちゃんになりたい』なんて生意気に考えていた」という一文がある。
「こんなおばあちゃんって、どんなおばあちゃん?」
小さな私にインタビューしてみる。
「どうせ、いつか歳をとって皺ができるなら、笑い皺だけで可愛いほうがいい。」
子どものときの「理想のおばあちゃん像」。今、さとゆみさんの言葉「ぼんやり幸せ」がリンクした。
そうか、私の理想が変容した瞬間だったのか。「笑い皺いっぱいのおばあちゃん」から「ささいな幸せを感じて、いつも微笑んでいるおばあちゃん」に。解像度がグッと上がる。
学び:心の時制を考える。いま感じていることの素は、もっと昔から、心の深くに埋まっていたものかも。
雑誌を研究する
ゼミ後半で、女性誌『STORY』と『LEE』を使って雑誌研究をした。読者を想像して、何が求められているか考える。
まずは『STORY』を10分間パラパラ眺める。ファッションやヘアメイク、良く出てくるキーワード、コラムの特徴なんかを書き留めていく。
書き留めた手がかりから、読者層を想像する。次回の課題は、誌面4ページ分の「企画」を立てること。
真面目ちゃんである私は、無難なことしか思い付かない。でも!そういえば、日常にちょっぴり困りごとがあった。一旦、それを企画にしてみようと思う。どうなることやら。
さとゆみさんは「やったことないことしか、やらない」とおっしゃっていた。まずは、やってみることだ。
おぉ〜、脳の使っていない部分がフル活動!