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さとゆみゼミ#9|初の取材とインタビュー原稿

3月1日(金)19:30、生まれて初めての取材。

さとゆみさんに45分間のインタビュー。

楽しかった…。さとゆみさんは、想定を超えた返答をくださる。始終面白く、論理的で納得させられる。私は、ずーっと「はぁ〜」とか「なるほど〜」とか言いつつ、目をまんまるにしていた、と思う。

インタビューが終わり、雑談タイムが15分あった。思い切って、さとゆみさんに「私のインタビューはどうでしたか?」と聞いてみた。

「楽しかったよ。よく(書籍を)読み込んできてくれているのが伝わった」。と言ってもらえた。よかったぁ。あとは記事にするのを頑張ろう。

取材までの事前準備

依頼文とともに質問リストを10ほど作った。しかし、スムーズに質問できるわけないよなぁ、と悩む。

そこで、テーマに関わるキーワードを、ノートに書き出すことにした。

書籍を読みつつ、記事のテーマに関連するキーワードを、どんどん書き出していく。マインドマップのような状態になった。次に、『ママはキミと大人になる』のさとゆみさんインタビューを探し読み込む。ここからも、キーワードを拾って、ノートに書き足した。

このキーワードMapを作っていると、さとゆみさんに聞いてみたい質問を思いつく。「これはいつからだろう?」「今はどう思っているのだろう?」などなど。

思いついた質問も、ノートに書き足した。質問項目をピンクのマーカーでハイライトして、目立つように工夫する。

実際、この「キーワードMap」が、取材中に一番役に立った。どの話題になってもテーマに紐付いているので、安心してお話を聞けた。

取材が上手くなる方法

さとゆみさん直伝、取材がうまくなる方法!

・音源や動画を見て、自分ツッコミをする
・普段、人と話す時に「30分で脱がす(つもり)」ゲームをする

さとゆみさんの教え

取材中の自分の姿や声を聞くのは、嫌なもの。でも、恥ずかしさや悔しさがあるから、インタビューの上達につながるそうだ。

私も(勇気を振り絞って)動画を見てみた。気になった点は次の通り。

**【動画を見て振り返り】**()自分ツッコミ
・わたしが話している時間が長い(説明がくどい、自分の話は短めに!)
・緊張して早口になっている(聞き取りにくい!)
・さとゆみさんが話しているのに、被りがち。(焦らず待ちなさい!)
・質問がたどたどしい。(落ち着いて!)
・私ではなく、さとゆみさんが自分で深掘りしてくれてる(情けない…)
・「うん、うん」「はぁ〜」相槌がうるさい。(文字起こしの邪魔!)
・ 知ったかをしてしまった(それが一番いかん!)
・「なるほど」ばかり言っている(納得せず、深掘りなさい!)
・締めるタイミングを迷っている(これは正解がわからない…)

普段から、取材するように会話する。自分のことはできるだけ話さず、相手を30分で丸裸にするゲームをすると良いそう。(心の中で)

本番で焦らないように、普段から質問上手、聞き上手になる。

インタビュー記事の書き方・注意点

さとゆみさんとご友人のライターさんとの対談を見させていただき、それを記事にするのが課題だった。

さとゆみさんから教えていただいたこと。

・ご本人が言っていても「因果関係がつながっているか?」の目線を持って執筆する。間を埋めるのがライターの仕事
・肯定する言葉「はい」「そうですね」などは書かない。否定の言葉「いや」「違う」などは書いたほうが良い

例えば、ご本人が「白シャツに黒パンツで取材にいくんです。相手に緊張させないように」と言ったとする。

白シャツ&黒パンツは、一般的にはフォーマルな服装だ。なぜ「緊張させない」のか。そのまま書いてしまうと「?」である。因果関係を説明するために、間を埋める説明が必要。「おしゃれすぎない格好だから」「何の印象も与えない」など、いろいろな翻訳の仕方があると教えていただいた。

講評を受けて|AだけでなくQも大事

相手の言葉(A)をどう伝えるかだけに気を取られて、地の文(さとゆみさんの言葉:Q)をないがしろにしていた。

取材に居合わせた私は、以下のことを学べたし、味わえたはずだ。
・ライターさんのインタビューの極意
・さとゆみさんのインタビューの仕方
・お二人の関係性の楽しい雰囲気

私が記事で詰め込んだのは、最初の1つだけ。読者に上記の3つを伝えるなら、地の文(Q)もしっかり練って、執筆するべきだった。

奥が深い。取材とインタビュー記事。リテイクやって、必ず提出するぞ!

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