完璧主義と先延ばし

自分のこのnoteの活用の仕方はただの自己満。自分がインプットした新しい知識や考え方を自分なりにまとめて、アウトプットの場とする。だから、この情報を誰かに知って欲しい!広めたい!ってわけじゃないから。まあ、勝手に見るなお好きにどーぞ。

今回、インプットした知識は、完璧主義の人はめんどくさいことや、やりたくないことを先延ばしにしがちってこと。

完璧主義って、だいたいみんなそうじゃね?だって、完璧に全てをこなせた方がいいじゃん。

まさに自分がこれ。文武両道という言葉を中高6年間言い続け、まだまだ足りないと未練がましく大学までこの4文字をぶら下げてる。学生でありながらスポーツをするなら必ず言われてきたように思える。どちらも頑張りなさいよ。疎かにしてはいけませんよ。って。こんなありふれたルーツがあって今の自分は完璧主義って自覚してる。
でも、怠けるのが大好き。たくさん努力したけど、やりたくないことはやりたくない。めんどくさがりだし、基本ベッドにいたい。
だからといって怠ける自分が好きなわけではない。なんなら、やらない自分が大嫌い。今まで、本能的に完璧主義を刷り込まれてきたから。欲望に従うと、理性が怠けた自分を強く叱る。

今回わかったのはこのプロセスが良くないということ。怠ける自分を理性が責めるとストレスがかなりかかる。そうすると色々なタスクをこなしたり、ネガティブな感情を処理するワーキングメモリという脳の分野が圧迫されてしまう。その結果やらなければならないことが手につかなくなる。
例えば、心配事があったりすると仕事に手がつかなかったり。

自責→ストレスがかかる→マストなタスクに手がつかない

ここで、重要な単語がある。それはセルフコンパッションだ。自分を許せる能力のことである。
セルフコンパッションが低い人は、怠けた自分に腹が立ちストレスがよくかかる。逆に、セルフコンパッションが高い人は、やらなきゃいけないことが達成されなくても自分を責めないでいられる。
こうなると、自分はかなりセルフコンパッションが低い。怠けた自分を絶対に許せないし、自己批判してかなり思い詰める。

じゃあ、どうしたらセルフコンパッションを高められるのか。

セルフコンパッションを高めるテクニックを使うことで、自分を許せるようになる。そうするともっと自分を好きになる。自分を好きになったらもっとセルフコンパッションが高まる。

自分の弱みを受け入れる。

完璧主義って謳ってるけど、実際完璧な人なんていない。サッカーしてるなら理解できると思うが、完璧に近づく努力はするべきだけど、完璧なんて存在しない。自分のマイナスな部分ばかりフォーカスして、責めまくっても意味がない。なら、その自分のネガティヴな面を受け入れて、許してあげる。例えば、セルフォーギブネスという考え方がある。自分に優しくしてあげるということ。受け入れるとなると難しいかもしれないが自分に対して優しく接してあげることならハードルは低い。

ゲーム化する

もう一つセルフコンパッションを高めるテクニックとして、人生をゲーム化する、というのがある。
これはある実験で証明されている。あるグループはこれからゲームをすると伝えられて認知テストを行い、もう一方はテストをすると伝えられて認知テストを行う。結果、ゲームをすると伝えられていたグループの方が成績が良かった。研究者の見解では、ゲームと伝えられたことでリラックスして取り組むことができ、ストレスによって脳が圧迫されなかったため、広い領域を使えたことが原因と思われている。例えば人狼ゲームで負けても執拗に自分を責めることはないし、ババ抜きでジョーカーを引いたからって自責することはないだろう。人生ゲームなんかも、固く考えすぎずに楽しくやるはずだ。お金をたくさんもつことが幸せではないけど、そうやって成功していくと絶対に楽しい。だから、どんな嫌なタスクでも、だってこれゲームだし!って気楽に考えられると、容易に達成できる。


一番重要なのは完璧な選択をすることではなく、最善な選択をすること。
なにもかもがパーフェクトなんてありえない。だからこそ自分にとって最善な道を選択し続けることが、大事。良い面も悪い面も受け入れて、自分に優しく接してあげる。甘やかすのではなく、受け入れる手段としてセルフォーギブネスを活用して、セルフコンパッションを高める。その上でベストチョイスを選ぶことが大切なのではないか。


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