2023/1/16 株日記

注意:本記事はモチベーション維持のための私的な分析記録で、個別銘柄への投資を煽るためのものではありません。投資の判断はくれぐれも自己責任でお願いいたします。

本日のトレード

本日の市況

本日の日経平均は、前日より282円安い25,836円で始まった。取引開始と同時に100円一気に下げたが、9:30ごろにかけて反発。陽線となりかけたが、9:40を境に一転、急落し、その後は小幅な値動きとなり、終値25,822円で引けた。昨日と似たような値動きの一日だった。

明日からの日銀の金融政策決定会合を前に政策修正への思惑が拭えず、為替市場で約7カ月半ぶりに1ドル=127円台へと円高が進行したため、輸出関連株を中心に売りが優勢となった。

出前館(2484)

ホールド中
本日はギャップダウンで始まり、だらだらと下げ続ける一日だった。460円台は出来高が高く、上値が重い。一方で、450円台が支持線として日中機能していたが、終値で449円と、上昇の勢いの失速を印象付けるような一日となった。個人的には決算の内容に加えて、コロナ感染拡大が出前館の上昇を後押しし、大相場になるかと思っていたが、閑散とした感じになってきた。

本日の上昇ランキング

1位 ダントーHD(5337)

内外装・床タイルの大手。デザインタイルなど高級化に力。米で住宅開発・不動産も。先週金曜日に増資を発表。大幅ギャップアップして始まり、一気にバブル的に上昇したが、結局は長い陰線となった。

2位 ビザスク(4490)

ビジネス知見アドバイザーを顧客に紹介。あらゆる業界、職域のプロを網羅。1/13に好決算を発表。

3位 モリト(9837)

服飾付属品の商社。金属ホックで世界首位。アパレル向け中心。車内装品も。好決算、株主還元改善を受けて、上昇。

株主還元の改善
決算数値の内容は、悪くないが、営業利益率が落ちている。
製造メーカーはやはり円安の影響が大きいか
各地域での売り上げも堅調に推移

本日の下落ランキング

1位 シリコンスタジオ(3907)

3D技術を活用、ゲーム開発用ミドルウエアが主力。開発受託や人材派遣を展開。23年11月期の絵経常利益が同期比で45.7%減になる見込みと報告し、急落した。


2位 バリュエンスHD(9270)

ブランド品リユース大手。貴金属・骨董品等。店舗は買取特化。非接触型サービス開始。

業績は伸びているものの、営業利益の進捗達成率がわずか11.4%
オフィス移転の一時費用が発生
噂のニューオフィス in 表参道

3位 SERIO HD(6567)

子育て女性を対象の就労支援や放課後事業。認可保育施設運営に積極。

通期の見込みは据え置くものの、営業利益は大幅減だ
就労支援事業は稼働減少によって原価率が悪化しているようだ
保育事業が営業の柱のようだ
就労支援事業でのマイナスを他の事業でカバーするようだ

本日のトピックス

全国消費者物価指数

企業物価指数とは、以下の通り。

企業物価指数はプラスで推移しているものの、伸び率は鈍化。輸出入物価指数は円ベースでマイナスへ。

エネルギー、石油・石炭価格が上昇に寄与。エネルギー価格の高騰は家計だけでなく、企業や工場にも大きな影響を与えている。子供が生まれた我が家の電気・ガス代も過去最高を突破中。一方で、住宅用建材化価格は下降。

明日のトレード

明日の市況予想

今週は18日の金融政策決定会合で日本銀行は大規模な金融緩和策に伴う副作用を点検するとしている。昨年末の利上げ幅拡大を受けて東京市場は日銀総裁の発言を警戒せざるを得ない状況になっており、上値を追いづらい展開が続いている。

また、1/20には全国消費者物価指数が発表される。日銀の大規模金融緩和の根拠がCPIの前年比上昇率2%を目指すということだっただけに、CPIが2%を突破するとなると、金融緩和政策修正への思惑が一段と高まりかねない。

さらに、本日13日の日本国債市場では日銀が用意する0.5%を超え、一時0.545%まで上昇した。日銀は0.5%を死守すべく、12日は4.6兆円、13日は5兆円の国債を購入したが、0.512%で引け、日銀が敗北する形となっている。また、本日も2兆円規模の国債購入を行い、0.5%を死守しにかかっている。

出前館(2484)

なんだかんだまだホールドしているこの銘柄。長期移動平均線も平らになってきており、市況を味方につけ上昇してくれるのではと期待している。値幅目安は450円~480円。

Beex(4270)

基幹システムをクラウドに移行するサービスを手掛ける。テラスカイ子会社。本日好決算を発表。

コンサル・ライセンス販売・環境運用、監視の3本柱
売上高上昇に合わせて、営業利益も上がっているが、営業利益率でいえば大幅減
上方修正

節目らしい節目は3,000円付近までなく、長期移動平均線も上抜けているところから、さらに上昇してもおかしくない。ただ、決算を織り込んでいるかのような直近の上昇が気になる。明日は、天井をつけて下落する可能性を大いに見ている。

本日は昨日に引き続き、まるで好決算が出ることが事前にわかっていたかのような上昇を見せた


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ヨコイチ
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