_文学コミカライジング!!_まんが_芥川龍之介「羅生門」
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青空文庫_芥川龍之介「羅生門」
あとがき
どうも❕❕文学コミカライザー横井です❕
久しぶりに短編を描きました。今回は芥川龍之介「羅生門」でございます。
「あれ?黒澤明監督の「羅生門」と大分話が違うぞ!」と思った方もおられるかもしれません。
それもそのはず、黒沢映画の「羅生門」は、実は「藪の中」というこれも芥川龍之介の短編小説を原作に映画化したもので、舞台としてボロボロになった羅生門が出てくるだけなのです。(知ってたらすみません。)
「藪の中」も大変面白い作品なので、いずれコミカライズしたいと思っています。
ところで「羅生門」という作品は、「方丈記」(京都が寂れた部分)や「今昔物語」(蛇を売る女の部分)が出てきたりと、今でいう過去作へのオマージュ?リスペクト?的な部分もあり、そういった背景を知るとより楽しめる作品となっています。
そして、作品自体のテーマとしては「善悪といった観念は、立場や置かれた状況によって簡単に変わってしまう相対的なものだ。」と言っているように個人的には感じたので、ラストの老婆のセリフを追加させていただきました。
いかがでしたでしょうか。ご感想やスキボタンを押してもらえると、今後の励みとなりますので、どうぞよろしくお願いします❕❕
今後「こころ」と同時並行で以下のような作品のコミカライズも進めていきたいと思っています。
リクエスト等ありましたら、そちらもコメントいただけると嬉しいです❕❕
宮沢賢治「注文の多い料理店」
江戸川乱歩「人間椅子」
太宰治「走れメロス」
それではまたお会いしましょう❕
その他の作品もよろしかったらご覧くださいませ!