人懐っこい人は、夏がだめだったりする?
人懐っこい人。
それは、
「わー久しぶりー!」と、何のためらいもなく友人同士でハグできる人。
「またランチ行きましょうね〜!」と、無邪気にニコニコ話しかけてくれる人。
あるいは、ネコのようにちゃっかり膝に乗ってくる人。(←これは次女)
他にもあるけど、私が思う「人懐っこい人」はこんな感じである。
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私は、このような要素を一切持ち合わせていない。
皆無と言っても過言ではない。
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人懐っこい人と、そうでない人。
この違いは、どこで生じるんだろう?
やはり、育ってきた環境が違うからだろうか。
人懐っこい人。
それは、夏がだめだったり、セロリが好きだったりするのだろうか。
え、なにそれ。
ちょっとかわいい。
夏が苦手といいつつも、あの独特な香りのセロリが好きだという、ギャップ。
人懐っこい人の魅力って、そういうところなんだろうか。
一方、私はどうだろう?
夏はだめではないし、セロリは好きではない。
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うん。
そういうところなんだろうな。
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ということは…
人懐っこい人。
それは、流行りが好きだったり、そのわり古風なとこがあったりするのだろうか。
tiktokが好きなんだけど、万年筆で日記をしたためているとか。
SnowManが好きなんだけど、実は少年隊も推しているとか。
ChatGPTを使いこなしているんだけど、やはり万年筆で日記をしたためているとか。
うん。
どれも、そのギャップに魅力を感じる。
そんな気がする。
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人懐っこい人。
それは、ギャップがある人。
ギャップがあるゆえに
「えー意外なんだけどー」と突っ込まれる人。
「えーそんなことないよお」と、ニコニコして身体的距離が近くなるような人。
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人懐っこい人。
ちょっと憧れる存在ではある。
でも、私はそれを遠くから目を細めて見ている。
そのくらいが、ちょうどいい。
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そんなことを思いながら、八百屋でセロリを手に取る私であった。