情報商材という名の詐欺
セミリタイアを目標としてから、TwitterやYouTube等で情報収集をしていますが、その時必ず出会うのが「情報商材」なるものです。
何やらその情報を手に入れると「稼げる」、「儲かる」そうなのです。
情報商材と投資セミナーの類似性
これって何かに似ていると思いませんか。はい、「投資セミナー」と全く同じですね。「外貨預金で年金破綻に備える」とか、「ワンルームマンションを買って、不労所得で稼ぐ」とか、そういった類いのものと全く同じです。
ちょっとファイナンスの勉強をした人なら分かりますが、そういった投資セミナーは全て詐欺です。
なぜなら、儲かる方法や稼ぐ方法があるなら、自分でやればいいからです。儲からないし、稼げないから、わざわざ赤の他人にさも稼げるように匂わせて、コンスタントに手数料を頂こうと考えているのです。
つまり、情報弱者から金を巻き上げるビジネスということです。そして、情報商材もこれと全く同じです。儲かるし、稼げるなら、わざわざ手の内明かす必要性はどこにも無いからです。
法外に高額な情報商材
情報商材では時に数千円から数万円もの値段が付いたものがありますが、そんな値段あり得ますか。
ブックオフに行けば400年読み継がれるシェイクスピアの「ベニスの商人」が100円で買えます。Googleの検索窓を叩けば世界最新の論文が無料で見れます。この世界はタダ同然で、極めて価値の高い情報にアクセスできる仕組みになっているのです。
はい、これで情報商材の購買対象がわかりましたね。つまり、こういう事を知らない、もしくは考えられない知的弱者、情報弱者がカモにされるわけです。
こういう情報商材を販売している人はすべからく詐欺師です。無料商材であなたをおびき寄せ、虎視眈々と有料商材であなたの財布からお金を巻き上げる事を狙っています。
だっておかしいじゃないですか。本屋に行けば、京セラ稲森さんの本も、ユニクロ柳生さんの本も、数百円で買えます。
日本を代表する起業家達の成功ノウハウがそれぐらいの値段なのに、とこの馬の骨とも分からないプチネット成功者のお話が、数千円から数万円もするなんて、あり得ますか。価値と価格が釣り合っていない、すなわち詐欺商品です。
情報商材を喧伝する詐欺師からの距離を取る
ツイッターで高額情報商材を売り付ける輩をフォローしていませんか?YouTubeでチャンネル登録していませんか?
彼らはいつかあなたの虎の子の財産をかすめ取りに来るので、今すぐフォローから外してください。
経済的自由の達成を目指して、ディフェンス力を上げていきましょう。情報商材の実態について学びたい人は、「闇金ウシジマくん 31巻 〜フリーエージェントくん〜」がオススメです。それではまた。