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ベスト4進出なるか、キューバ代表選手紹介(打者編)

ホワイトソックスで活躍するヨアン・モンカダルイス・ロベルトらを招集し近年最大の本気度を見せるキューバ打線。
オランダ、イタリア戦は振るわずもその後は本領発揮しチーム打率.319 OPS.844と好成績を記録した。準々決勝以降も猛打爆発なるか。

・捕手

#16 ロレンゾ・キンタナ(Lorenzo Quintana)

2022 AAA 64試合 .246(240-59) 14本 出塁率306 OPS.785
今大会 2試合 .143(7-1) 1打点 出塁率.250 OPS.393

MIA傘下に所属しマイナー通算長打率.490を誇る強打の捕手。
今大会はレギュラーとして期待されるも守備面で粗が目立ち3戦目からスタメンを外れている。

#17 アンドリース・ペレス(Andrys Pérez)

2022 LEB 打率.350(40-14) 1本 出塁率.383 OPS.908
今大会 2試合 .500(2-1) OPS1.000

22歳の有望株捕手。
昨年13試合でマスクを被り驚異の盗塁阻止率62.5%(8-5)を記録した強肩が武器。キャリア通算盗塁阻止率は44.4%(72-32)。

#40 アリエル・マルティネス(Ariel Martínez)

2022 NPB 82試合 .276(254-70) 8本 出塁率.350 OPS.787
今大会 2試合 .000(6-0) 出塁率.250 OPS.250

今季から日本ハムに移籍の強打の捕手。3戦目からキンタナに代わりスタメンマスクの機会が増加。
しかし、今大会は自慢の打撃面が振るわずまだヒットは出ていない。

・内野手

#5 ヤディル・ムヒカ(Yadil Mujica)

2022 LEB 打率.325(191-62) 1本 出塁率.362 OPS.733
今大会 4試合 .500(12-6) 6打点 出塁率.462 OPS1.128

一度亡命しマイナーでプレー経験を持つ38歳のベテラン。
1次ラウンドではチーム最多の6打点を記録し恐怖の9番打者として活躍。守備も安定。

#8 ルイス・マテオ(Luis Vicente Mateo)

2022 LEB 打率.309(152-47) 0本 出塁率.355 OPS.724
今大会 2試合 .000(2-0)

小柄ながらハイアベレージを残す守備自慢の内野手。
練習試合の中日戦では見事なダイビングキャッチを決めた。
今大会は守備固めメインで2B/SSを守る。

#10 ヨアン・モンカダ(Yoán Moncada)

2022 MLB 104試合 .212(397-84) 12本 出塁率.273 OPS.626
今大会 4試合 .353(17-6) 1本 5打点 出塁率.421 OPS1.068

キューバ代表目玉選手の1人。19年に3割25本を記録した強打を誇るが、身体能力を活かした4年連続UZRプラスの三塁守備が1番の持ち味。
今大会は2戦目まで沈黙もそこから大爆発し勝利に貢献している。

#33 ヤディル・ドレイク(Yadir Drake)

2022 MEX+MXPW 149試合 .305(570-174) 20本 出塁率.361 OPS.840
今大会 4試合 打率.467(15-7) 2打点 出塁率.500 OPS1.100

2017年に日本ハムでプレーした亡命経験者。20本10盗塁を記録するなどパワーと積極的プレーが持ち味。今大会は一塁手として出場しムヒカと共に恐怖の下位打線を形成。
明るい性格でムードメーカーも務める。

#44 ダヤン・ガルシア(Dayán García)

2022 LEB 打率.337(166-56) 6本 出塁率.448 OPS.948
今大会 2試合 .000(1-0) 出塁率.500

2B/3Bをメインに守るベテラン中距離砲。キューバ国内リーグでは11年プレーし通算打率.321、昨シーズンは202打席でたったの6三振と高いミート力を誇る。

#71 エリスベル・アルエバルエナ(Bárbaro Erisbel Arruebarrena)

2022 LEB+MXPW 打率.237(114-27) 1本 出塁率.310 OPS.617
今大会 4試合 .357(14-5) 1本 出塁率.438 OPS1.009

亡命しメジャー経験もある守備に定評のある遊撃手。近年は増量した模様で長打力も身についた。今大会では打撃でも存在感。

#77 アンディ・イバニェス(Andy Ibáñez)

2022 MLB 40試合 .218(119-26) 1本 出塁率.273 OPS.551
今大会 出場なし

一昨年メジャーデビューし打率.277を記録したユーティリティー。
今大会では左手を怪我し帰国、東京ラウンドの出場は不可になった。

・外野手

#1 ロエル・サントス(Roel Santos)

2022 MEX 68試合 打率.411(253-104) 8本 16盗 出塁率.476 OPS.1.100
今大会 4試合 .455(11-5) 2打点  2盗 出塁率.571 OPS1.026

走り打ちが有名な元ロッテの外野手。今大会でも走り打ちやセーフティバントなどで相手を揺さぶりリードオフマンの仕事を果たしている。

#7 ヨエルキス・ギベルト(Yoelkis Guibert)

2022 LEB .357(112-40) 3本 出塁率.430 OPS.983
今大会 4試合 打率.182(11-2) 出塁率.357 OPS.630

強肩を活かした外野守備が持ち味の左の外野手。
2年前のシーズンでは20本塁打を記録も二桁本塁打はその年のみで基本は二塁打量産の中距離砲。
練習試合は好調も本戦で不調気味。

#27 ジュリスベル・グラシアル(Yurisbel Gracial)

2022 NPB 99試合 .271(347-94) 7本 出塁率.339 OPS.729
今大会 3試合 .250(4-1) 出塁率.250 OPS.1.000

昨年までソフトバンクでプレーしたスプレーヒッター。
途中出場が多いがパナマ戦では打球速度161キロの三塁打を記録。健在ぶりをアピールしている。

#52 ヨエニス・セスペデス(Yoenis Céspedes)

22-23 DWL .188(64-12) 4本 出塁率.239 OPS.646
今大会 2試合 .000(6-0) 出塁率.250

メジャー通算165本塁打のパワーと強肩が武器の元スター選手。ウィンターリーグで全治1ヶ月以上の怪我、怪我明けにいきなり中軸を任されるも無安打、守備でも致命的なエラーと悪い意味で1番目立っている。
その上個人的事情で帰国した為東京での出場はない。

#54 アルフレド・デスパイネ(Alfredo Despaigne)

2022 NPB 89試合 .269(297-80) 14本 出塁率.338 OPS.783
今大会 3試合 .429(14-6) 3打点 出塁率.429 OPS1.071

昨年までソフトバンクでプレーしたキューバを代表するスラッガー。
今大会も出場試合全てで4番を任されホームランはないものの打線のコアとして活躍している。

#88 ルイス・ロベルト(Luis Robert Jr.)

2022 MLB 98試合 .284(380-108) 12本 11盗塁 出塁率.319 OPS.746
今大会 4試合 .263(19-5) 3打点 出塁率.263 OPS.579

キューバ代表の中ではモンカダと並ぶビッグネーム。パワー&スピードを兼ね揃えゴールドグラブ賞も獲得した万能プレイヤーだが選球眼とムラのある打撃は弱点。
1次ラウンド台湾戦で記録した打球速度180キロはチーム最速。
ニックネームはLa Pantera(ヒョウの意)で元ロッテアデイニー・エチェバリアと同じ。

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