2022年旅行記録②
以前、昨年の旅行記を小出しに書いていましたが諸事情により途中で挫折してしまいましたので、改めて簡潔に記したいと思います。
2022年3月その1
突発的大井川鐵道日帰り行
2006年末までの横浜在住時代以来の付き合いがある地元・富山の友人、村田田さんのお誘いで前月、福井県嶺南までの日帰りドライブ旅行にお付き合いしました。そのお返しの意味もあって手持ちの「青春18きっぷ」2日分を使い、静岡県の大井川鐵道までの日帰り旅行を決行しました。
時折同行した田さんのツイートを交えて紹介します。
と、言いましても富山から日帰りするには少し工夫が必要です。車で深夜に自宅を出て田さん宅に立ち寄り合流した後、国道41号を南下します。3月でも道路は至る所凍結しています。
高山まで行き、JR東海高山本線高山駅で4:44発の普通岐阜行き始発を待ちます。
4:20頃に駅のシャッターが開き、4:30頃に改札が開きます。
4:44発の岐阜行きは幸いにしてクロスシートの列車でした。車掌が乗っており、且つ感染症対策として無人駅でも強制的に全部のドアが開くのでこの時期寒風が車内に入りロングシートでは非常に寒いのです。
岐阜まで2時間半余り、途中で夜が明け、美濃太田を過ぎてから続々と乗客が増え、すっかり大都市圏の様相です。
岐阜で東海道線上り特別快速浜松行きに乗り、名古屋も飛ばして一気に静岡県です。
浜松ですぐに接続する普通電車に乗り換え、大井川鐵道の始発駅である金谷に到着です。
わざわざ強行軍をしてまで大井川鐵道に来たのは、この路線をまだ乗った事がなかったのとコミック・アニメ・映画で一挙に有名になった作品「ゆるキャン△」と大井川鐵道がタイアップしたとの報を聞いたからです。
駅舎内には既に電車とグッズ目当ての乗客が待っていました。
乗り込んだ千頭行き電車は元南海電鉄で走っていた車両。車内は転換クロスシートであるもののかなりくたびれていました。
大井川沿いをゆっくりと北上すること小1時間、電車は千頭駅に到着しました。ここから更に奥の井川まで乗り換える人もいる中で時間の都合でここで折返しです。
井川行きを見送り、写真を撮っているとハプニングが。
突然マイクとテレビカメラを向けられて緊張するのは皆同じ。ボツになっていると信じたいものです。
色々と惹かれるものはありましたが折返し時間もそれほど取れず、駅前の案内所で地図もらい売店でグッズを買った後、来た時と同じ電車に乗り戻ります。帰りは大井川鐵道の拠点である新金谷で降りました。
小1時間の散策と手土産の物色と軽い昼食の後、1駅のみ運行の普通電車に乗り金谷に戻りました。この電車も行きに金谷→千頭→新金谷で乗った電車と同じでした。
金谷からは再び青春18きっぷを使い、帰途に就きます。途中浜松で約1時間のインターバルを取り、駅周辺を散策します。
浜松からは数少ない名古屋方面直通の新快速に乗り、同じく名古屋を飛ばして一気に岐阜に戻るのですが、途中信号トラブルで若干の遅れが出ました。
岐阜駅高架下のサイゼリヤで夕食を取り、高山本線の普通列車に備えます。
しかし、未明からの強行軍で疲労が溜まっており美濃太田で高山行き普通列車を待っている間にギブアップ、特急に乗って高山に戻りました。
高山駅に戻った後、駐車場に停めてあった車に戻り、深夜の国道41号を北上。相変わらずの凍結路を慎重に走り抜き、田さん宅まで送り、未明に帰宅しました。
今回は千頭で折り返しましたが、井川線も未踏であり、何時かは乗りに行きたいものです。次回行く際は一泊して行きたいと思います。
尚、金谷~千頭間の大井川鐵道本線は2022年9月の台風被害で途中の家山までの運転で、家山~千頭間は現状バス代行輸送になっています。井川線は復旧していますが、全線での運転再開が望まれます。
今回入手した地方新聞(ブロック紙含む)
北日本新聞(富山県)
富山新聞
岐阜新聞
静岡新聞
北陸中日新聞(富山県向け)
中日新聞
中日新聞(東海本社版)
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