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2020年雑感〜ぶっちぎり大投票を終えて

配信ライブのDVD発売に合わせ、YouTubeにて横浜銀蝿40thの生配信によるぶっちぎり大投票の結果発表が行われた。いくつかのラジオ出演を除くと、このYouTubeでの生配信が横浜銀蝿40thとしての活動としてはおそらく年内最後となる。この大投票の結果については後ほど触れるとして、横浜銀蝿40th一色となった2020年を軽く振り返ってみたい。

そもそもこんなはずではなかった。年が明けた頃、話題は出始めていたけれど、どこか遠くの出来事のようでまさかこの後日本を含めた世界中がこんな大騒ぎになるだなんて誰も思っていなかっただろう。

実はオレには横浜銀蝿と同じくらいに夢中で大切なアーティストがいる。2月からは史上最大規模の全国ツアーが控えていた。年が明けた今年の1月はツアーのチケット争奪戦で大騒ぎだった。とにかくチケットが取れない。それでもなんとかチケットが取れたのは、郡山、横浜、仙台、広島、大阪、名古屋。ツアーファイナルである夏のナゴヤドームまで一気に全国を駆け抜ける予定であった。

さらにこれに趣味のサッカー観戦が加わることになるので東京近郊の関東圏、さらには大阪、札幌、九州にも行こうと思っていた。けれども、そんな旅の予定はことごとく潰れてしまった。想定外の状況に外出すらままならぬ状況になり、何をして家で過ごしたらいいのか…それが今年最大のテーマとなってしまった。

そんなStay Homeな毎日は横浜銀蝿40thの活動にとっても同じで、オリジナルメンバー4人でのツアーも延期につぐ延期で来年まで延びている。せっかくの限定1年の4人での活動がこんなことになるだなんて…
活動は限られたものになってしまったが、それでも横浜銀蝿40thはやれることを全てやって我々ファンを楽しませてくれた。

ニューアルバム「ぶっちぎりアゲイン」、シングル「昭和火の玉ボーイ」の発売。それに合わせたかなりの数をこなしたラジオ出演によるプロモーション。「ツッパリHigh School Rock'n Roll(在宅自粛編)」のMV公開。最高だった配信ライブ2days。間髪入れずその配信ライブのノーカットDVD化。さらには来年3月のニューミニアルバム「ぶっちぎり249」の発売発表、春のZEPPツアーの他にライブツアーをさらにもう一本用意していることも匂わせている。来年いっぱいやれることは全部やる。そんな頼もしい精力的な動きだ。

ファンクラブから誕生日に届いたメンバーの直筆サイン入りフォトは部屋に額に入れて飾ってある。ぶっちぎり握手会中止の代わりに届いたメンバーの直筆サイン入り色紙もまた同じく。カラーで内容ばっちりの会報もしっかり定期的に届くのもまたファンクラブとして機能してくれていた。

個人的に言うと、ちょうど去年の今頃2019年の年末にこのコラムを書き始めた。そのためもあって、今年は銀蝿一家の曲を聴く回数が爆発的に増えた。なんたって一つのコラムを書くために、テーマとなる曲はひたすら30回以上聴く。加えてコラムのテーマを探すために銀蝿一家の曲を常に聴いている状態だった。そんな個人的な都合と、Stay Homeな生活が相まって、とにかく今年は横浜銀蝿40th、そして銀蝿一家の曲を浴びるほど聴いていた。退屈な在宅自粛生活を救ってくれたのが横浜銀蝿40thだったというわけだ。

横浜銀蝿40th以外に何もなかったと言っても過言ではない2020年の最後に横浜銀蝿40thからの粋なプレゼント。ぶっちぎり大投票。


 1位 横須賀Baby
 2位 ゆくさきゃ横浜
 3位 雨の湘南通り
 4位 土曜の夜だぜ!!
 5位 羯徒毘璐薫'狼琉
 6位 哀愁のワインディングロード
 7位 Drive OnシャカリキカリキのRock'n Roll is大好き!
 8位 銀ばるRock'n Roll
 9位 あせかきベソかきRock'n Roll run
 10位 半拍ズレてるお前に夢中

 11位 ぶっちぎりRock'n Roll
 12位 潮のかほり
 13位 RUNNING DOG
 14位 アイ・メイク・ユー
 15位 気ままなOne way Night
 16位 お前にお手上げ
 17位 のれのれRock'n Roll (It's Only Rock'n Roll集会のテーマ)
 18位 お前サラサラサーファーガール おいらテカテカロックンローラー
 19位 ハートピカピカ・ロンリーガール
 20位 ジェームスディーンのように


毎日の投票をしながら個人的に危惧していたことがある。それはこの企画が「好きな曲ベストテン」になっては面白くないということだった。この企画の素晴らしいところは、投票数さえ多ければ、今までライブで演奏されていない曲でも横浜銀蝿40thが演奏してくれることだ。普段のライブで毎回やってくれるお馴染みの曲よりも、今までライブでほとんど演奏されていない曲、40thでは演奏されていないT.C.R.横浜銀蝿R.S.時代の名曲を今だからこそ聴きたい。それこそがこの企画の素晴らしさなのだから。そんな思いで毎日スマホとパソコンから投票していた。基本的には毎日同じ曲に投票していた。聴きたい曲をスタジオライブで演奏してもらうためには1票でも多く投票するしかないのだ。

個人的に毎日必ず投票していたのは「のれのれRock'n Roll(It's Only Rock'n Roll集会のテーマ)」「アイ・メイク・ユー」「土曜の夜だぜ!!」の3曲。この3曲は是が非でも聴きたい曲だった。どれもライブバージョンで聴いたことのない曲達。そして、ワンチャン投票が集まる可能性のあった3曲だ。

残念ながら3曲のうち2曲がベストテンから脱落した。「のれのれRock'n Roll 」は、It's Only Rock'n Roll集会のテーマとサブタイトルがついているものの、ライブで演奏された音源を聴いたことがない。当時の集会では演奏されていたのだろうか?その辺も気になりつつ、40thでのバージョンを聴いてみたかった。「アイ・メイク・ユー」は、当然今の翔くんの声で聴いてみたかった筆頭の曲だ。いぶし銀の歌と演奏で何が聴きたいかと思えばこの曲がまず最初に浮かんだ。しかし、ベストテンには入れなかったとはいえ、14位と17位だったので間違ったチョイスではなかったのではないだろうか。

唯一「土曜の夜だぜ!!」がベストテンにランクインして、横浜銀蝿40thでのスタジオライブレコーディングバージョンが聴けることが決定した。この曲には思い入れもあり、今の40thでの演奏で聴けるのは本当に嬉しい。

そして、意外な曲がランクインしてくれたのがこの企画の良さが出たと思っている。なんといっても「ゆくさきゃ横浜」が2位だったことには驚かされた。これは本当に聴きたい。欲をいえば、配信ライブではやっていなかった曲にランクインして欲しかった。「潮のかほり」あたりはぜひ聴きたかった人も多いことだろう。しかしベストテンの結果には概ね満足はしている。

テレビ番組「ザ・ベストテン」を彷彿させるランキングの発表方式や、実際にはレコーディングされないものの20位から11位を発表してくれたことはかなり意義のあることだった。また、各曲についてメンバーが裏話をコメントしてくれたのもいろいろ面白かった。できることなら実際のライブで演奏したものをライブレコーディングして欲しかったが、ほとんど一発録りのレコーディングされるようなのでかなり期待は高まる。

最初に書いたように、今年はまったく想定外なことばかりの一年になってしまった。予定は全て崩れ、とにかく我慢するしかない一年だった。それでも横浜銀蝿40thが存在してくれたおかげで退屈な時間を埋めてくれた。まるでピンチの時にやってくるヒーローのような存在となった横浜銀蝿40th。メンバー的には不本意だったであろうが、ファンにとっては横浜銀蝿40thの存在にどれだけ救われたことか。一年の最後を紅白歌合戦で締めくくれれば文句なしの最高だったのだがそれは叶わず来年の目標となった。

最後に、今年最大のクライマックスは念願の翔くんとの初遭遇。ラジオ番組の公開生放送でのサテライトスタジオで翔くんと会い、自己紹介をさせてもらった。「お!青くてごめん。いつもありがとな!」とグータッチをしてもらったことは生涯忘れることはないだろう。翔くんにラジオで何度もメールを読んでもらえたことも嬉しかった。

まもなく訪れる2021年は一体どんな年になるのか予想がつかない。しかし、横浜銀蝿40thが最後の年になることは決まっている。最後、みんなで笑って散れるように、とにかく横浜銀蝿40thを応援し続けたいと思っている。

一年前書き始めた時は、読んでいるのは書いた自分しかおらず、1日に僅か1viewしかなかったこのコラムが、一年総数で35000viewを越えるほど読んでもらえました。本当に感謝です。また、このコラムのおかげでSNSで繋がることができた皆さんとの出会いや、コメント、メッセージがもらえたことは本当に嬉しかったです。来年もこの輪が広がって欲しいと願ってます。一年間、このコラムを読んでくれてありがとうございました。来年が横浜銀蝿40thのメンバーはもちろん、横浜銀蝿40thを愛する皆さんが幸せになりますように。


See you Next year
it's only Rock'n Roll
青くてごめん。

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