【お水と体力維持】海外渡航・滞在時のリスク対策
タイのホテルのフロントで働いた者による、海外渡航・滞在時のリスク対策。
ここでは「お水」について綴ります。
水に関する環境
日本は上下水道ともに本当に優秀だと思います。
体に害のないきれいな水が出てすぐに手洗いができ、シャワーからお湯がスムーズに出て、トイレでも水がちゃんと流れます。
しかし、海外ではその逆があり得ることを予想しておいてください。
水のトラブルに備えて、ホテルの人に助けを求める英語フレーズを持って行くことをおすすめします。
水の味
土地が変われば当然水の味も変わります。日本国内も、東京付近のお水と富士山付近のお水の味は違います。
タイにもDrinking Water(飲用水)が売られていたり、ホテルによっては自分の泊まる部屋に飲用水が2本、無料サービスでセットされていることがあります。
これらはミネラルウォーターではなく、上水をろ過、消毒して飲用にした水です。
当然、日本の水とは味が違います。
タイのホテルで働いていたとき、飲用水が「まずい」とクレームするお客様がいましたが、その時は上記内容を説明させていただいた後、
「お水で安心感を得たいのでしたら、割高ですが輸入のミネラルウォーターをご利用ください」とお伝えしていました。
フランスの「エビアン」や「ヴォルビック」などのミネラルウォーターは、品質も安定していて、世界のどこでもあの味でいただくことが出来るからです。
暑い国ではこまめに水分を
タイの首都バンコクの場合、年間平均気温が29℃、高温多湿の国では、こまめに水分を取りましょう。
特に一番暑い3~5月は、最も暑く40℃を超える日もあります。
日本にいる感覚で15分以上歩かないようにしてください。暑い国で15分以上歩くと一機に体力を奪われます。
体力維持のため、無理に予定を詰め込まない
長期滞在でももちろんですが、特に短期間の旅行中は、何事もなく帰国したいものです。
それでも、初めての国や地域では、言語、時差、気温差、お水、食べ物などの影響で、きっと体はヒーヒーでしょう。
タイのような熱い国では、外の熱気と中のエアコンの寒さのギャップ、油とスパイスの多い食事で胃腸を悪くする方も多いのです。
以前、勤めていたバンコクのホテルで、3泊のご滞在中アユタヤ、パタヤ、バンコク郊外の水上マーケットに行き、ついにチェックアウトの日に体調を崩され、病院同行したお客様がいらっしゃいました。
この距離感は、東京の新宿に3泊中、秩父、熱海、奥多摩に行くような感覚に近いと思います
体力維持のため、無理に予定を詰め込まないようにしてくださいね。
私個人で見て来た範囲のことなので一部偏りがあると思いますが、海外渡航前のご準備にぜひお役立ていただければ幸いです。
また追記事項が発生次第更新して行きます。
それでは、今回はこの辺で失礼します。
最後までお読みいただきありがとうございました。