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数字のマジック! PV数やエンゲージメント数をゴールとするべきか

ついついサラリーマンが陥りがちな罠

私が携わる中国マーケットのビジネスがまだ成熟していないことも大きいかもしれませんが、
マーケティングの担当者や、その部署に対して営業をする取引先(広告代理店など)の方と仕事をしていると
「決裁者、(もしくはクライアント)に説明をするために、目標設定が必要」という話をよく聞きます。

その結果、web広告やインフルエンサーなどの施策をやる際に、PV数やエンゲージメント数が明確に出る数字なので、半ば無理やり目標数字を設定する。。。
皆さんも身に覚えがありませんか?

もちろん、私もビジネスマンとして気持ちは理解できますし、私もその立場であればつい口からついて出てしまうワードかもしれません。

ただ、それでいいのかと。。。。。

これが考え方の正解の一つでは?(もちろん他にも正解はある)

PV数やエンゲージメント数はKPIであって、KGIではないですよね。

つまり、KGIと設定するべき数字としては
・広告をした商品の売上
・広告をした商品の認知度向上
→定量的なアンケート調査
→口コミ数の変化

上記を達成するためのKPI(PV数やエンゲージメント数)である、と。

とても当たり前かもなのですが、実は見落としている担当者が多いなと日々感じます。

そしてこのKPIとKGIがあいまいになったまま
「とりあえず50万円くらいの広告予算をかけて反応をみる」
なんていう発想になって、何も状況変わらず、
「うちのサービス・商品は中国人には受け入れられないのか」
なんていう、超もったいない結論になってしまいます。

もったいない!

もっと言うと、中国にはPV数やエンゲージメントが不明瞭だけど絶対に手を出すべき媒体やサービスがあったりします。
ここら辺はもう数字で語るのではなく、マーケットを理解したうえで取り組まないと、第三者には伝わらないです。

※私は「数字が全て」「数字で語れ」というのは、ビジネスマンとして手抜きだと思っています。「数字+マーケット理解」が正しいと思ってます。「マーケット理解」って日々の勉強が必要ですからね。ここらへんの話はまた別の機会に。
 

中国マーケットに新規進出する際の心得

数年前の流行語にあった中国人の「爆買い」なる現象は、もうありません。
あの時は
・日本の情報取得手段が全然少なかった
・団体旅行者が多かったので時間がない中で買い物する必要があり
 予め買う物のリストを作る必要があった
・そもそも円安だった
などなどの要因が重なった結果でした。

今から中国マーケットに進出を考えるのであれば下記のことは、腹をくくるべきです。
・スタートしてから少なくとも3年は時間をかける
・「人が認知をするには、同じ情報に3回触れる必要がある」
 という認知の法則は日中共通。そのために、しっかりと予算をかける。
・トライ&エラーを繰り返す。
(他社実績がないと判断ができない、と言っている会社は確実に負ける)

今日の現場からは以上です!

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