旧三菱重工横浜造船所(旧横浜船渠)第一号ドック市民見学会へ
みなとみらいのシンボルとなっている重要文化財帆船日本丸。大規模修繕を行うために、停泊している旧三菱重工横浜造船所(旧横浜船渠)第一号ドックの水を約二十年ぶりに抜くことなった。
水を抜いたドックの中に入り、日本丸を下から見ることが出来るという「市民見学会」が行われるという。抽選に申し込んだところ見事当選し、わくわくしながら現地へ。
ドックは既に水が抜かれています。
ヘルメットと、ヘルメットの下に被るカバーを渡される。
帆船日本丸は横浜船渠第一号ドックに繋留保存された後も、船舶安全法に基づく定期検査を毎年受検しており、平水区域を航行区域とする船舶として船舶検査証明書が交付されている登録上は現役の船舶。だから当然ながら船長もいるわけで。
当日は飯田船長のガイドのもと、約50分をかけてドックの中をぐるっと回る。
水を抜いたばかりなので水たまりに巻貝が残っている中、大きさが異なるブロック状の石の話・船を入れるために傾斜がつけられていること、遺構としての役割はもちろんですが、船を改修する「ドック」のことを知ることができたのもとても興味深いものがありました。
普段見ることができない角度から日本丸を眺めることができるのが面白い。いつもなら水の中。近所だけど、「非日常」の時間を堪能できました。
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