ダイエーヨコハマニシグチエレジー
横浜駅西口にある、ダイエー横浜西口店が2月11日の18時で閉店となる。
閉店に先駆け、上層部のテナントは1月いっぱいで営業を終了し、2月の間は1Fから3Fの直営ゾーンだけが営業中。上層の住居エリアは「UR南幸市街地住宅」で、少し前から退去が進んでいるからダイエー閉店作業が終わり次第取り壊しが始まりそう。
1Fエントランスには、『思い出ボード』が設営されていた。横浜駅西口までは、自転車で通っていたことがあったので、食品などはダイエーで、家の細々としたものは東急ハンズでよく買物をしていた。
遅くまで開いていたから重宝したんだよなぁ。
横浜西口では46年間の営業らしい。その歴史のうちの半分近くは、利用していることになる。引っ越して来た時には既に「ダイエー」だった。
気になってちょっと調べたら、1968年に横浜岡田屋(モアーズ)傘下のスーパー「サンコー横浜西口店」が現在の本館部分に開業。その後サンコーがダイエーに経営譲渡されたのちに増床。1972年4月に「ダイエー横浜ショッパーズプラザ」としてリニューアルオープン。ここから46年が経過したということだ。
(モアーズ傘下のサンコーは1981年に当時ダイエーグループだったマルエツと合併し消滅しているそう)
振り返ってみると「なんでも取り扱いがあるGMS」の栄枯盛衰の代表みたいな店だった。ここ10年の間に、東急ハンズ・代ゼミ・河合塾が次々と移転し、店舗周辺の雰囲気もかなり変わっていた。ここでダイエーも閉店となゅって、このあたりは大分静かになりそうだ。
近くにドン・キホーテが出店してからは、1Fの生鮮や日用品売場以外は閑古鳥が鳴いていたように感じたし、何より東日本大震災でこの建物は大きな被害があったから、閉店も時間の問題だったのだけど。
イオン傘下に入ったあとも「ダイエー」の屋号を掲げ続け、よくここまで頑張りました。
ダイエーのコーポレートカラーのオレンジ色があしらわれた階段の踊り場の意匠に、賑わっていたころの面影を見ることができますね。