【童話】 いつかきっと帰る場所 23 紗希 2022年7月10日 17:51 北欧の、北極圏ラップランド極寒の地、オーロラ、トナカイ、雪と氷私はこの土地で生きた時代がある。その時は少年だった。生活している人間は、まばらだった。トナカイの数は多く、圧倒的だ。トナカイは僕らにとっての収入源であり、食糧でもある大切な動物短い夏は、彼らも嬉しそうに草を食む広過ぎるほどの大地を謳歌するんだ一年の、ほとんどを雪の中で過ごすでも嫌いじゃない僕には大切な親友がいるし他の土地を知らないからね 笑太陽は神さまなのかな余り長くは見られないから暖かい光は、とっても嬉しくなるんだそして、また雪の世界が戻って来る今夜のオーロラは、照れてるね 笑親友が来てくれるはずなんだ明日ぐらいには僕に会いに今夜はもう寝るねおはよう待っててくれたんだねありがとう、僕の親友!朝食を食べて来るからねごめん ごめん飽きちゃったよね好きなだけ寝るといいそれと、今夜は火を焚くって見に来るかい嫌だよね、やっぱりさキミは僕以外の人間は好きじゃないものねえ、もう帰るのいいよ、分かったまた会おう炎はなんでこんなに暖かいのかな神さまが、考えたの?頭がいいんだねここがわたしの帰る場所キミが待っててくれるから 了 ダウンロード copy いいなと思ったら応援しよう! チップで応援する #雪 #いつもありがとうございます #ふるさとの風景 #オーロラ #トナカイ #ラップランド #白オオカミ 23