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夏のデンマーク
デンマークに来て2日半が経った。しばし頭から離れてしまっていたこのnoteの存在を思い出し今書いている。
まずはまたここに戻ってこれて心底嬉しい。
去年の滞在では、最初の方ひたすら能動的に友人に会いに出向き(最初の1ヶ月はは宿がなく、友人宅を転々とさせてもらった)、その度サービス精神溢れる出迎えをしてもらい、刺激的な日々をずっと送っていた結果、終盤でどっと疲れが押し寄せた。
今回の1ヶ月の滞在ではその反省を活かしてスロースタートを心掛けている。ほぼ誰にもデンマークに来ることを伝えていない。いずれ落ち着いてからでいい。幸い宿泊先はずっと同じ場所が確保できたので、まずはこの土地で落ち着けるようなリズム作り。自分のしたいことを、なるべくマイペースに、無理なく。
移動中しているだけで疲れる体質なのか、ちょこちょこ寝てしまう能力のおかげで時差ボケはさほど重くない。
初日はしばらくの食料を買い出しを。少し近くを散歩し写真を撮り、帰った。なるべく自分のホーム感が出るように、部屋を整える。香りは空間をあっという間に自分好みのものに変える力を持っているなと思った。次回は落ち着く香りをもっと持ってこよう。かさばらないし。
2日目は海まで歩いた。そして写真を。また写真を撮りたい気分になれて嬉しい。そして去年毎晩のように通った海に戻ってこれて嬉しかった。
3日目はお気に入りのセカンドハンドショップへ。誰でも賃料を払って、自分の要らなくなったものを売ることができるスタイルのお店。ブースごとに色がある。ほんのちょっと暮らしを覗けるようで楽しい。Tシャツと手作りの陶器の飾りのようなものを買った。
場所が東京からコペンハーゲンに変わっただけであまり特別なことはしていないのだが、気分は少し開放的になる。難しくって諦めたデンマーク語だって、久しぶりに聞いたら懐かしいと感じたことに驚いた。これから20日間の夏のデンマーク。楽しみだ。