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見ている世界のフラクタル現象を見抜く

(2022.11.19更新)
先日話題になった吉野家の「生娘シャブ漬け」発言。それについての個人的な感想などを書いてみます。

このニュースを読んだ時に最初に思ったのが、「あっ、フラクタルだ!」でした。💡❗️🙄

↑こちらの記事に書いたフラクタル現象。全体の形と同じものが、全体の内部に遍在(今回は漢字を間違えません。偏在ではなくて遍在!)しているということです。

「相手が無知で気づかないうちに⌘※□☆*…してしまえ!」という原型パターンで、カメルーンの植民地時代の話と全く同じものです。

無知な相手が気づかないうちにうまいことやってしまおう…ということですね。

世の中に遍在しているパターンがここにもあった!と見抜いたら、もうそのパターンから抜けています。

見抜いた上で吉野家の牛丼を食べるも食べないも、自分の選択の自由です。

自分の意志でしているのであって、うまいこと食べさせられている訳ではありません。

発言した人をただ叩いても、また似たようなことが他の所で起きるでしょう。

今回のこの話に限らず、「間違っていること」をメディアやSNSでどれだけ叩いても、似たような問題が起き続けることは、私たちはもう十分に見てきましたよね。

でも、見抜くことで自分は変わります。

そして、このような思考が自分にも無いかどうか振り返って見ると、このパターンに限らず、外側にあるものは自分の内側に見つかるものです。

「相手が気づかないうちにうまいことやってやろう」も、よーく考えてみると、私の過去の言動にも思い当たることがあるので😅🙏、まさにその通りだなぁと思っています。

今回、この発言に敏感に反応した人ほど、実は自分自身を振り返って見てみると良いのかもしれません。(自分の中に無いものには反応しないと言われています。)

「そのパターンは悪だから排除しよう」とか、「悪い奴を改心させよう」ではなくて、世界あるある、人間あるある、自分あるあるなのだと気づくことが第一なのではないか…というのが私の考えです。

気づいたら、だんだんとその現象から影響を受けなくなります。

そして、この吉野家の人のような発言や言葉選びをしてしまう人には、その人なりの背景があると思います。

どんな背景なのでしょう?

家庭環境、思考の癖、取り入れた情報、経験、人間関係…。

以前脳内の小人たちが自動的に思考を作り出している話をご紹介しましたが、どのような小人たちの編成からこうした発言が出てきたのかな?…

と、これは他人が考えてもわかりません。

前野隆司先生の仮説では、脳内の小人の編成には、遺伝的な影響もあるというお話でした。

家系で受け継いでいる思考パターンでもあると思います。

こうした背景は、潜在意識に潜り込んでしまっていて、自分でもなかなか気づけないものです。(だからこそ、同じ人が似たような失言を繰り返してしまいます。)

それはご本人の問題なのでご本人にお任せして、見ている側はフラクタルのパターンに気づけばよいのだと思います。

こうしたフラクタル現象を見抜いて、そのパターンから離れて、ゆるっと、ふわっと、この時代を通り抜けて行けたらいいなぁと思っています。

外側の現象に影響を受けないで生きることが出来たら、とても楽になります。

…と、私の思考パターンから出てきた感想を書いてみました。

お読みいただき、ありがとうございました。😊


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