名前をつけると輪郭ができる
今までにひとに何回か言われたことがあるのが
「あなたは優し過ぎるけど、厳しい」。
どっちなんだ🤔…と思うけれど
確かにどちらもあるなぁと思う。
なんなら
冷たいところもある。
意地悪なところもある。
こわいところもある。
(取り扱い注意です😄)
色々 全部ある。
全ての性質がある。
言われるまではわたしの中に渾然一体となって
区別なくあったものが
名前をつけた途端に輪郭を持って
これが優しさ
これが厳しさ として
形を現す。探し始める。
「わたし」もそうなのかもしれない。
YOKOと名付けられた途端に
「わたし」が存在し始めた。
どこかしらの原住民の言語には
一人称単数がないと聞いたことがある。
一人称単数がないと
「わたし」はいない。
◯◯◯世代なんてネーミングすると
途端にその世代が他と違う世代として
話題になり
ビジネスのターゲットになったりもする。
名前がつくと
実体があるかのように見えてくる。
名前がなければ
それはあっても輪郭や区別がなくなる。
全体に溶け込んでいる。
名前。
面白いですね。
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