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【自分を知る】スプーン、曲がる?曲がらない? 意識や暗示の話
スプーン曲げと言えば超能力者ユリ・ゲラーですね。
でも今回はユリ・ゲラーは登場しない、スプーンと私の性格が曲がっていた話です。😄
「意識」をテーマにしたとある集まりで、主催者さんが100均で買ってきたスプーンを参加者に2本ずつ配り始めました。
🙎♀️「今日は皆さんにスプーン曲げをしてもらいます。このスプーンを曲げてみてください。」
100均のスプーン🥄、力技で曲げられないことは無いけと思うけれど、意外にしっかりしていて、それなりに力を入れても曲がりません。(もう10数年以上前のことで、今は100均のスプーンの質が変わっているかもしれません。)
その日の参加者は女性だけで、うーん💦と力を入れてもなかなか曲がりません。
🙎♀️「曲がりませんね。では、今から私が曲げられるようにしてあげます。こうすると曲げられるようになります。」と言ってパンっと拍手を一回しました。👏
🙋♀️「はい、曲げてみてください。」
ご想像の通り、全員のスプーンが首のところから曲がりました。
一同ザワザワ…。
🙎♀️「では、また元に戻して曲がらなくしますよ。ハイッ!(パンっ👏)曲げてみて。」
そうです。みんな再度曲げようとしても、曲がらなくなってしまいました。
ただし…
私以外は…。😅
実はこの時私は「曲げられなくなんかされるもんかっ!」と思ってしまったんです。
そして、スプーンがまた曲がってしまったんです。
主催者さんを困らそうと意図的にしたわけではないのだけれど、もう瞬間的な反応です。
こういう性格なんです。わたし。スプーンだけでなくて、性格も曲がっていますね…。😅
それで、「すみません、今、曲げられなくなんかされないぞ、と思ってしまいました。」と白状したのです。
🙎♀️「そうですか!これがまさに意識の力ですね!」
と、その場はなんとかうまくまとまり、気まずくならずに済みました。
曲げられると思えば曲げられる。
曲げられないと思えば曲げられない。
私たちは、普通はスプーンは硬いから簡単には曲げられないと思っています。
でも、もしスプーンを生まれて初めて見て、それが普通は曲げにくい硬いものだという信念を持っていなければ、最初から曲がっていたのかもしれませんね。
特にスプーンについては、ユリ・ゲラーが超能力で曲げたのを見ていると、スプーンはユリ・ゲラーのような超能力者でないと曲げられない…という信念が入っているかもしれません。
そもそも、ユリ・ゲラーの曲げると、この場で私たちが曲げたのとは、曲げるの意味が違います。
ユリ・ゲラーが本物の超能力者かどうかということはここでは関係なくて、「スプーン」と「曲げる」についての信念の問題ですね。
スプーンが曲げられても曲げられなくても、人生に大した影響はないけれど、もしかしたら私たちは日常の色々なことについて、この思い込み、信念、暗示に制限をかけられているかもしれません。
例えば…
イチローがとっても美味しいカレーを作ったとしたら、「イチローだから作れるんだ。私には無理。」と思ってしまうとか…。
あ、これはさすがに変ですね。
でも、極端にデフォルメするとそんな感じの思い込みです。
「あの人だからできるんだ」という思い込み。
また、「あなたには無理」とか「出来ない」と言う他人からの暗示の言葉。
場合によっては自己暗示。
あるあるではないでしょうか。
これは、暗示を外せば人生うまくいく…という成功法則的な話ではなくて、人間、こんなことがよくありますよね…という気づきの話です。
私の性格のことは、蛇足なので忘れてください。🙏😣
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
なんかちょっと怖い感じの花↓
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