安藤陽子

建築・住宅・デザイン分野がメインのフリーランス編集者・ライターです。こちらでは建築・住宅・デザイン・アートを中心としたテーマを取り上げます。ルネサンス・バロック時代の音楽が大好きで、郷里の瀬戸内エリアの古楽演奏会 情報サイト「広島・岡山の古楽情報」を運営中。

安藤陽子

建築・住宅・デザイン分野がメインのフリーランス編集者・ライターです。こちらでは建築・住宅・デザイン・アートを中心としたテーマを取り上げます。ルネサンス・バロック時代の音楽が大好きで、郷里の瀬戸内エリアの古楽演奏会 情報サイト「広島・岡山の古楽情報」を運営中。

最近の記事

「こんなの欲しかった!」が見つかる グッドデザイン賞 受賞展 2023

今年のデザインウィークも、いよいよ10/29(日)までとなりました。 この週末に足を運んでおきたいデザインイベントをご紹介しましょう。 グッドデザイン賞受賞展 2023 https://www.g-mark.org/learn/past-awards/gda-2023/gde2023 暮らしに身近な商品からアプリ、建築、街の活性化への取り組み、社会問題に対する改善提案、サービスまで、様々なジャンルから選ばれた1,500点を超える「グッドデザイン」が一堂に展示されています

    • 機械式時計のからくりを飽かず眺める            DESIGNART TOKYO 2023 vol.2

      vol.1の続きです。 外苑前から会場を移動して、JR原宿駅前の WITH HARAJUKU 1階にあるSeiko Seedへ。 ここは日本を代表する時計メーカー、SEIKOのギャラリー兼アンテナショップ。 個人的な話になりますが、時計が身近な環境で育ったので「SEIKO」ブランドには特別な親しみを覚えます。 お目当ては「からくりの森 2023機械式腕時計とAnimacy(生命感)の正体」の展覧会。 https://designart.jp/designarttoky

      • デザイン&アートの季節がやってきた   DESIGNART TOKYO 2023 vol.1

        東京都内8つのエリアで行われる多彩な展示を、街歩きしながら楽しめるデザイン&アートフェスティバル「DESIGNART TOKYO」が今年もスタートしました。(開催期間:2023年10月20日(金)~29日(日)) さっそく昨日見てきた 外苑/表参道/原宿エリアの会場をご紹介しましょう。 まずは外苑駅の目の前にある「DESIGNART GALLERY」から。 NTT青山ビル(エスコルテ青山)の1階にあります。 MUUTO まず注目したいのはニューノルディックデザインの旗

        • やきものの街・常滑の古窯を活用したレストラン

          前回は5月に愛知・常滑市で行われた展覧会とトークイベントをレポートしました。 https://note.com/yokoando/n/n1dd5178a06c3 今回はその時に訪れたご当地ならではのお店をご紹介しましょう。 常滑駅から徒歩4分の場所にある「バー&ビストロ 共栄窯」です。 http://bar-kyoueigama.com/ 常滑は大正から昭和40年代にかけて、土管の製造などの窯業が主要産業でした。この「共栄窯」では明治、大正、昭和にわたって様々な土管を

        • 「こんなの欲しかった!」が見つかる グッドデザイン賞 受賞展 2023

        • 機械式時計のからくりを飽かず眺める            DESIGNART TOKYO 2023 vol.2

        • デザイン&アートの季節がやってきた   DESIGNART TOKYO 2023 vol.1

        • やきものの街・常滑の古窯を活用したレストラン

          土を使った昔ながらの家づくり。「Rooted in clay 人も家も土から生まれた」展

          日本有数のやきものの街、愛知県常滑市にあるINAXライブミュージアム。 そこで開かれた展覧会「Rooted in clay 人も家も土から生まれた」のトークイベントに出かけました(5月6日)。 同展では「土」を共通言語とする3人のアーティストが招かれ、公開制作が行なわれました。 アメリカ・アリゾナ州在住のアセーナ・スティーン&ビル・スティーン夫妻、そして日本を代表する左官職人のひとりで、土を素材とした創造性を追求する挟土(はさど)秀平さんです。 アセーナとビルは30年前

          土を使った昔ながらの家づくり。「Rooted in clay 人も家も土から生まれた」展

          「憧れの木のお風呂」をかなえるハーフユニットバス

          お盆を過ぎても厳しい残暑が続きますね。 汗ばむ季節は朝、晩、そして休日は昼間も シャワーを浴びることが多いのではないでしょうか。 夏場はたびたび利用するバスルームですが、季節を問わず「お風呂でゆっくりくつろぎたい」と望む人には、家づくりやリノベーションでの優先順位が高くなります。 そんなお風呂好きが一度は憧れる、板張りの「木の浴室」。 でも「費用がすごくかかりそう」「手入れが大変そう」という理由でシステムバス(ユニットバス)を選ぶケースがあるかもしれません。 そこで、ハ

          「憧れの木のお風呂」をかなえるハーフユニットバス

          EMARF(エマーフ)を使ったデジタルなDIYにチャレンジ!速くて簡単「オリジナルミラーづくり」

          今、ものづくりをする人たちの間で注目されている EMARF(エマーフ)。その仕組みを体験するワークショップに出かけました。 EMARFとは、木を材料とする家具づくりなどで デザインからパーツに加工するまでの工程を、 オンラインで完結できるクラウドサービス。 ボタン1つで、まるでプリントアウトするように デジタル加工機で遠隔出力し、あとは組み立てるだけの 加工済みパーツを届けてくれるというものです。 例えば、イベントのチラシをつくるときには、 Illustratorなどの

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          オランダ王国大使公邸 チューリップガーデン一般公開

          4月8日、東京・芝公園にある駐日オランダ王国大使館のイベント 『オランダ王国大使公邸 チューリップガーデン一般公開』へ。 これはオランダの国花・チューリップで彩られた大使公邸の庭を、 一般の方に楽しんでもらおうというもの。 普段は見ることができない公邸内部も同時公開されると知り、 チューリップというよりは建築を目当てに出かけました。 7年ぶりの開催となった今年は、オランダ本国から取り寄せた過去最多種の70種類、約1万3000輪のチューリップが来場者を迎えました。 オランダ

          オランダ王国大使公邸 チューリップガーデン一般公開

          神戸 旧居留地の建築 vol.1

          神戸の建築といえば山側の北野異人館街が有名ですが、海側にも明治期以来の西洋文化の香りが色濃く残るエリアがあります。その名も「旧外国人居留地」。短く「旧居留地」とも呼びます。 ご存じの方も多いと思いますが、外国人居留地とは江戸幕末期の開港により定められた外国人の居住・交易エリアのこと。日本人と外国人とのトラブルを避けるために建設されました。 神戸は1868年(慶応3年)に開港。居留地の範囲はごく限られており、北は西国街道(現在の花時計線)、東は旧生田川(現在のフラワーロード

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          建築・住宅note はじめました

          みなさん、こんにちは! 安藤陽子と申します。 建築・住宅・デザイン分野を中心に活動している フリーランス編集者・ライターです。 これまで約25年にわたり、 建築家の設計した住宅の取材を続けてきました。 ひとくちに住宅といっても、 住む人の想いや要望、敷地条件、予算、 気候風土などが重層的に絡み合い、 同じものが2つとないところが面白いですね。 コロナ禍で世界が様変わりしつつある今、 以前から気になっていたnoteを 遅ればせながら始めてみることに。 建築・住宅・デザイ

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