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真の理解を深めるコミュニケーション術

突然ですが
豹柄のショルダーバッグを想像してみてください。

イメージできましたか?

教師をしていた頃、文化祭で生徒に言われたんです。
「豹柄のショルダーバッグ、無くしちゃったんです‼︎」

私はその言葉をそのまま受け取りました。
中にカメラや貴重品も少し入っているらしいから、
何としてでも見つけなければ!
・・・探しても探しても見つかりませんでした。

結局、翌朝本人が見つけたのがこちら!


確かに…肩からかける、豹柄のプリントの入ったバッグでした!

もし最初に「どんな素材?」と尋ねたり、イラストを描いてもらったりして確認していれば、早い段階で認識の差に気づけたはずです。
他の仕事で気持ちに余裕がなく、私の頭の中のイメージで決めつけていました。

私は、全く違うものをイメージして探していました。

肩に掛ける部分は革だろうという思い込み

ミスコミュニケーション


「言葉」は正確に伝わっているのですが、話し手と聞き手の「体験」が違うので内容は正しく伝わらない。

これがミスコミュニケーションの原因です。
相手が伝えたいことを正しく理解するために、具体的なイメージを共有することが大切ですね。


できるだけ同じものを見れるように…

抽象的な言葉(例:面白い、充実感、幸せ、自由、成功)ほど、
お互いの頭の中に異なるイメージが存在します。

日常においても、コーチングセッションにおいても、
相手が見ているものと同じものを見るようにしていますが、
心に余裕がないとスッとばしてしまいますね……。

「成功」の定義が人によって異なるように、
豹柄のショルダーバッグのイメージも人によって違います。

「違い」を前提にしてみると、
誤解を減らしより豊かなコミュニケーションが生まれます。
心にゆとりをもって日常の中で実践していきたいですね。

あなたはこのような経験はありますか?

最後まで読んでくださりありがとうございます!
スキ・コメントいただけたらとっても嬉しいです!✨🐬🌈✨


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