教育の方向転換:子どもたちへのナッジ
私はいつも人に対して、英語でいうところのナッジ:そっと後押しすることを心がけている(つもりでいる)。
ナッジ(nudge)は直訳するとひじで軽くつつくことという意味もあるが、軽くつつつくだけで相手に行動変容が起こることはまあ珍しい。
しかし、整った環境が作られれば、可能なのだとは思っている。
私は細々と話し方教室を開催しているが、子どもたちに教える時、「こうしなさい」「ああしなさい」と答えを決めて話させるのには抵抗がある。
今から数十年前、自分が小中学生だった時を振り返って