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洋服好きが、服を捨てたくなくて辿り着いた『古着deワクチン』利用レビュー

洋服が好きです。まったくおしゃれに関心のない夫と結婚して、子どもが生まれて、若い時より洋服に好きに使える額も減ったし(独身時代が使いすぎてたw)、価値観もちょっと変化して、流行りもちょっとは追いたいけど基本的には「ほんとうに気に入ったものを毎日でも着たい派」です。子ども服もそう。たくさん必要とは思っていないので、基本的には気に入ったもの数枚を着まわしていたい。

いざ断捨離!と片づけを始めても、それぞれの服に思い入れがあるので、服を捨てるのが苦手と言うか、忍びなくなって捨てると思うと悲しくなってしまうんです。

服を捨てたくない私の、不要な服の処分の仕方。

①まず人にあげる:状態の良い子供服はお友達へ。若かりし日のドレスはご近所の学生さんにあげたりします。

②つぎに売る:状態はいいけどあげる相手のいないものは近所の古着屋さんへ売りに行きます。メルカリに出せばいいじゃん、と言われるのですが、まめなことが苦手なので、避けてしまっています。

③さいごは雑巾:状態の悪いものは、雑巾などとして掃除で使ってしまいます。

びっくりするくらい売れないという事実

近所に古着屋さんが数件あって、ブランド服をメインに取り扱う店、子供服中心の店、カジュアル店とあるのですが、どこへ持っていっても、びっくりするくらい売れないという事実に直面。特に子供服。

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SHIPSのジャンパー、X-girlのワンピースも、DOUBLE-BのTシャツも「状態が悪い」と買い取ってもらえなかったです。40枚持って行って、9枚しか売れず31枚持ち帰ったという悲しい現実。

『我が社は「捨てさせない屋」です。』というフレーズに一目ぼれ。

『古着deワクチン』の運営会社である日本リユースシステム株式会社さんのサイトにぽんと書かれている言葉です。古着屋さんで超売れない現実を知って、せめて寄付が出来ないかといろいろなNPO法人や支援団体を調べている際に出会いました。一目惚れ!&価値観の合致!

『古着deワクチン』のメリット

・発展途上国で服をリユースしてもらえる

・発展途上国に雇用を生む(現地での衣類の選別や販売の仕事)

・1口5人分のポリオワクチンを寄付できる(ミャンマー・ブータン・ラオス・バヌアツへ)

+ ・国内の障害者雇用を創出(発送キットの作成を福祉事務所と連携)

素晴らしいビジネスモデル!と感銘を受けるとともに「お部屋と心がスッキリ」というコピーにも惹かれて、即申込しました。

『古着deワクチン』利用レビュー

結論「簡単だし、手軽だし、お部屋も心もすっきりして最高!」洋服を捨てることに抵抗のある人、アパレルの課題やフェアトレードなどの途上国支援に関心のある人にはお勧めしたいです。『古着deワクチン』キットは3300円。「捨てるのになんでお金払うの?」って価値観の人にはお勧め出来ないというか、意味がわからない!ってなるかもしれませんね。。古着の配送料込みで3300円なので、わたしは全く高いとは思いませんでした。(なんせびっくりするくらい大きくて重い荷物になるので)

①申し込んだら数日でキットが届きます。ポストインされてました。

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広げると…でかっ!!と驚きました。

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同梱パンフレット&発送用伝票(着払い)が入っているので、送付の際は自分の名前を書いて貼って、集荷依頼の電話をするだけです。

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「ものを活かし未来ある子どもたちを救う本事業に全身全霊をかけて励むことを厳かに誓います」申し込んでよかったなあ、と再認識。

②服をつめますの前に、玄関に袋をおきます。

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ご丁寧に「たいへん重くなるので玄関での梱包をお薦めします」という主旨の表記があるのです。あやうくリビングで作業しかけていましたが、玄関に移動してほんとうによかった。わたしの力では数ミリも持ち上がらなかったです。

③服をつめます

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古着屋で売れなかった子供服や夫の服↑や、カバン、アクセサリー、ポーチ、靴などもいれてOKだし、びっくりしたのが、

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保育園・幼稚園などで使った名前が記載されているものもOKとのこと。なので、子どものリスさんマーク付のままいれさせていただきました。古着屋では絶対売れないと思いますが、この手のものって実用的(首焼けない)で便利ですよね。

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パンパンになりました。

④封をして、配送伝票を貼って、集荷を依頼

封をしようとガムテをもつと、袋の上部に「一度お送りいただくと返却できません」の表記。そりゃそうだ!笑 と思ったけど、家族が間違えて何かいれてないかざっと確かめて封をしました。

こんな大きいし重いの持てるのかな…と思ったけど、佐川急便のお兄さんは「お預かりしまーす」とガシッと持って行ってくれました。

   「どうぞどこかでうちの服たちを活かしてあげてください」 

と佐川のお兄さんの背中に思わずお祈りしてしまう心地でした。

お部屋も心もスッキリした。

コピーの通り、まさにお部屋も心もスッキリしました。しばらくあの量の不要な衣類はたまりませんが、機会があればまた活用したいなとおもいました。ワクチン寄付の活動報告記事 を読んでスッキリするだけでなく、心があたたまりました。

追記

今回は子供服も大人のものもすべてひとまとめにして『古着deワクチン』を活用しましたが、男性物の衣類は、ホームレスの支援団体さんにとても重宝されるという話をつい先日知人から聞きました。ホームレスの方はなかなか洗濯をする機会がなく、衣服の痛みが早いので使い捨てになってしまいがちであってもあっても足りないそうです。ホームレス支援団体さんに寄付と言うのも、今後選択肢に入れたいなと思いました。

そのときそのときで、いま、自分が一番納得できるものを選択する。情報収集と、自分の価値観との照らし合わせ。大事ですね。





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