毎週の「療育サロン」スタート
こんにちは(^^
今日は、児童相談所で行われている、毎週の「療育サロン」に、長男 T と通い出したころのことを、思い出しながら綴ります。2003年4月~です。
その3カ月前に、心理士による仮判定で、障がい(自閉症)の可能性を指摘されていました。藁をもすがる気持ちで、今の長男 T に、出来ることの模索が始まっています。
その最たる柱だったのが、この毎週の「療育サロン」でした。
※ 療育 とは障害のある子どもの発達を促し、自立して生活できるように援助することをいいます。
児童相談所が主催なので、批判や非難する言葉かけや空気感が、いっさい無いのです。私はここで、非常にリラックスし、改めて子育てに向き合い始めています。
毎週、同じ曜日の午前中に行われる、療育サロン。同学年のグループ枠には、双子を含めて7組ほどの親子が参加でした。男児6名、女児2名。みんな、初めて顔を合わせます。市内の各方面から通われていました。
最初の数回は、親子でプレイルームの中に参加。保育士や作業療法士、看護師など複数のスタッフが、子供たちの様子をみながら、個々の特性に寄り添って非言語コミュニケーションを巧みに使い、楽しく関わり続けてくれます。少しずつ母子分離も促しながら...。
T は、身体を使った遊びが大好き。すぐに場に馴染み、母を振り返ることも少なく(汗)スタッフと共に、とても楽しんでいる様子でした。(^^
その頃のタイムスケジュールは確か、集まりの挨拶と歌、身体や指先などを使った自由あそび(大半はこれです)、おやつタイム、手遊びと歌、出席のシール貼り、終わりの会...のような、ゆったりした流れでした。2時間ほどです。
親同士も、毎週のことなので、次第に親しくなってきました。ひと月ほどの時間をかけて、無理させず母子分離していきます(できない方もいました)。親は別の部屋で、児童相談所の親対応スタッフと共に、日ごろの悩み相談など、ちょっとした茶話会(ピア カウンセリング)が始まりました。
また、この茶話会の時間に、児童相談所側のサービス精神と、親側のリクエストにより「福祉制度の説明会」「療育手帳の取得方法と、利用できる福祉サービスについてのレクチャー」「先輩保護者のお話を聞く会」...など、様々に有益な情報を受け取っていきました。
児童相談所 側も、サービスをスタートして年が浅く、親側の要望を促しながら真摯に対応して下さっていました。
市内に「児童デイサービス」の事業所が、ちょうど出来始めたころで、その「開設 事業所」の一覧になった情報なども、いち早く頂きました。
私は、ここで教わったことを基に、療育手帳の取得に動きますが、その前に、医師による確定診断が、5月にありました。
そのお気持ちが、もう嬉しいです♡ お互い幸せに、栄えていきましょうね(^^