親の会×3つ @2004
こんにちは(^^
今日は、発達障害のある長男 T が、稚園年少のころ関わっていた「親の会」について、思い出しながら綴ってみます。2004年~の内容です。
「午前 親のみグループ」児童相談所 内
これまでに児童相談所内の療育関係で関わった 保護者のみ の非公開グループです。毎月1回、学習会や茶話会の形式。児童療育課 療育指導係 の方が担当。
児童福祉の制度 説明会、各種 手続き関係の説明、進路選択についての最新情報、先輩保護者の体験談、悩み相談...などを設けて頂いていました。
先輩保護者の体験談では、先天的な「発達障害」や「自閉症」のほか、「インフルエンザ脳症」に見舞われた子の保護者の体験談を、直接伺ったことが、強く印象に残っています。
進路について当時は、特殊学校 のほか、地域の拠点小学校内に 特殊学級 がある感じ。積極的な地域や校長の下で、少しづつ 支援学級 が開設され始めている途上。特殊教育 から 特別支援教育 への転換期...です。
国や省庁、教育委員会から「ノーマライゼーション」「インクルーシブ教育」などの言葉と共に、理念が掲げられつつありました。が、実際の教育現場は過渡期で、混沌&玉石混交 な話を、多く耳にしています。先輩方の体験談は、今後の進路選択についての貴重な情報源でした。
私はここで、同市内で境遇の似ている、多くの仲間と知り合っています。気の合う人とは、個人的に交流が深まっていきました。お互いに利用しているサービスを教え合ったり、日常的な対応策のアイデアを相談しています。
幼稚園のPTA「父母と先生の会」役員
年少&障がい児クラスの役員として、1年間過ごしています。おかげで各学年の保護者とも、入園直後から接点があり、知り合いが一気に増えました。
いきなり年少組 保護者でイベントを1つ企画。パン作り講習会を、外部の講習パッケージを利用して実施。参加人数の掌握、会計管理、交通の案内、乳児の預かりスタッフ...など、完全なボランティアで無事にこなしました。
その後は、先輩方企画の、当日お手伝いを何度か体験。子育て講習会など有意義な講座、子供服リサイクルバザーの下準備...なども体験しました。
年度末には園長・副園長も含めた役員一同で、お疲れさまランチ会。まだPTAを よく知らない時期。PTA会長の女性は、障がい児クラス 卒業生の保護者だったこともあり、仲間に恵まれて、とても楽しく終えています。
「札幌自閉症児者親の会」(当時の名称)
上記「親のみグループ」の情報で知り、個人的に入会しています。T は発達の凸凹が顕著、最初の診断で「自閉傾向」と書かれたタイプです。
似た仲間が、実際にはどう育っていくのか。情報を得たくて、年会費6000円(当時)を支払い入会。会報や全国版の情報紙、各種案内が、時々、自宅に送付されてきました。
この会で開催している「茶話会」や「学習会」に参加。北海道では障害分野で有名(当時)な、室橋春光教授、田中康雄医師、加藤潔先生 等を知ります。
この頃には「障がい者アート作品展」「手作り商品の販売」などの企業・各団体との協賛企画を、親の会で開催している動きも見えました。私は入会したてなので、場に出向き鑑賞したり、商品を購入することで応援していた、かすかな記憶があります。
また、会報紙を読むと、先輩保護者たちの各団体が連携(JDDnet)し、行政に働きかけて、地域で障害のある我が子達を共に育てる流れ...を作っている様子が、読み取れました。
そのほか「自閉症児者親の会」の中でも、一部の「高機能グループ」と言われる「高機能自閉症」または「アスペルガー症候群」の保護者による茶話会が、別に設定されていることを知ります。
そちらに顔を出すと、知り合いの保護者が複数✨。嬉しかったのですが...アスペルガー系の保護者は、頭の回転が素晴らしく早くて、若干 容赦のない感じもあり...(汗)。とても興味深かったけれど「私は、お呼びではなかも...」と感じたので、関わりすぎない選択をしています。(^^;