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掛かりつけ医療機関と、グループセラピー療育のこと

こんにちは(^^

今日は、広汎性発達障がいの長男 T が小学生の低学年ころ、掛かりつけ医療機関で受けていた「グループセラピー」のことを綴ってみます。2007~9年の内容です。

長男が3才のころから、診断と個別セラピーでかかり続けていた、道立の子ども総合医療・療育センター。当時の担当医は、小児精神科医 長沼睦雄 医師でした(現在は帯広でクリニックを開業HSP関連の書籍を多数出版)。

小学1年の5月より「個別セラピー」から「学年別グループセラピー」へ変更。同じような5名ほどの児童と、長沼医師、言語聴覚士、作業療法士、保育士、臨床心理士...など複数のスタッフが、プレイルーム内や屋外で、一緒に活動を展開します。

毎月2回、夕方から1時間ほどの活動。挨拶と体操から始まります。内容は、その季節により、生き物探し探検、室内アスレチックと体感覚、動く工作作り、みんなで合作しては壊すことまで楽しむ、各自お楽しみ出し物の回...など、療育的な目的のある、多彩な活動です。

例えば春。川の生き物探し探検(おたまじゃくし?めだか?) ↓

グループセラピー02

触れるシャボン玉作り、割れないように、そ~っとパスする遊び ↓

グループセラピー01

忍者に変身(衣装の工作と、身支度、結ぶ動作など)↓

グループセラピー03

そして忍者の修行と題した、体感覚の遊び ↓

グループセラピー04

毎回の活動のなかで、それぞれの言葉や動作を見守りながら、適切な体感覚や具体的なコミュニケーション方法、不得意な部分を受け入れていくプロセス...などを一緒に学んでいく...ようなプログラムでした。

楽しいカリキュラムを進めるなかで、順番や、力加減、柔らかな動作を意識すること、癇癪の自覚と緩和、待つこと、自分の失敗を受け入れること、相手を応援するときの適切な言葉のかけ方...などが、療育内容に含まれていました。

親は、マジックミラー越し、隣の部屋で観察して待機。セラピーの後半には、医師が保護者の部屋に加わり、今日の目的や意図、それぞれの課題や、今出来ていることを、ざっくばらんに話してくれていました。

保護者からは、学校でのトラブルを打ち明ける方もいて、お互いに相談しあったり、医師に質問してみる、とても有意義な時間でした。

グループセラピー自体が始まったばかり。病院側のスタッフ、参加する親子、みなさんが手探り状態。できることを出来る範囲で、定期的に続けていく...といった雰囲気でした。

このグループセラピーには、小学3年生までの3年間、お世話になりました。

T が小学2年生の時に、長沼医師は帯広へ異動。後輩の S 医師が、新しく担当医となり、グループセラピーは継続。小4には、グループセラピーを卒業しています。

この道立 子ども総合医療・療育センター。小児精神科 S 医師には、T の掛かりつけ医師として、19才で転院先が決まるまで、断続的にお世話になりました。



追記:この記事でいただきました、応援ありがとうございます♬

トロフィー20201201グループセラピー


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