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ハンディある子のための「サマースクール」のこと

こんにちは(^^

今日は、広汎性発達障害のある長男 T が小学生の夏休み中、先輩ママ友達に誘われ、企画運営から行った「サマースクール」について、思い出しながら綴ります。2007~11年の内容です。

T が小学1年生のとき、幼稚園 繋がりのママ友達に誘われて、初めて企画会議から参加しています。当時はまだ「児童デイサービス」が今ほど普及していない時代背景です。毎年の「サマースクール報告集」の冒頭には...

このサマースクールは「子どもたちに楽しい夏休みを!!」と切ない願を持つ、同区の学齢障がい児を持つ親たちが企画・運営しています。
<活動の趣旨>
子どもたちがハンディにとらわれずに、のびのびと「楽しい思い出や豊かな経験、多くのすてきな出会いに満ちた子ども時代」を過ごせるように、子どもの個性の違いや、学校の別を越えて親たちが話し合い、同じ地域に住む人たちが企画・準備・ボランティア・参加者となってサマースクールを作っていこうという活動です。

...とあります。私が参加した当時で、活動発足から数年経過していました。

当初のサマースクールは、日帰りで3日間。20組以上の親子が参加。雪解け時期から10回ほどの企画会議や準備を重ねます。

参加児童と同じ人数の学生ボランティアを、リハビリ系や福祉系の専門学校へ募集かけます。子どもとマンツーマン対応で準備します。同区内で、支援学級の先生方も、応援に駆けつけてくれました。

小1のとき。初参加で先輩保護者に教えてもらいながら、担当のレクリエーションを準備。

1日目。Y 小学校の体育館をお借りして「ミニ運動会」。しっぽ取り、でかパンリレーなど、笑いのある楽しい活動で、T は、担当の学生ボランティアと一気に仲良くなりました(^^

先生方によるお楽しみは、映像「ビリーズ ブートキャンプ 」出演で、大盛り上がり♬  知らない方へ...こんな面白 エクササイズ です ↓ (2:32 日本語版)

2日目。青少年科学館へ往復。学生ボランティアさんとも2日目なので、仲良く一緒に、見学や体験を楽しめています。

3日目。地元のお菓子工房で、クッキー作り体験。Y 小学校へ戻り、午後からは ムーブメント教育・療法士 森 正人先生 による ムーブメント活動です。

カラフルな遊具をふんだんに使って展開する、かなりダイナミックな遊び(静かめな画像しか残っていなかったのは残念)。

おたま01

おたま02

布の端をもって膨らませる「パラシュート」、カラフルボールを乗せて「ポップコーン」。子どもが乗る「トランポリン」は、ムーブメントの風物詩。

おたま04

ムーブメント01

毎年、とても楽しみになりました✨

そして修了式。子ども達には、お菓子や終了証と、キャンディ・レイ(首飾り)。学生ボランティアには、連日、お弁当の支給と、筆記具やお菓子のお礼です。

おたま05

プレゼント用お菓子や筆記具の購入には、イオングループ「幸せの黄色レシートキャンペーン」による寄贈、飲み物類は飲料会社の寄贈で、大部分を賄っていました。

T が小学5年生まで、2~3日間のサマースクールを、毎年、企画・開催しました。最後の2年間は、ベテラン先輩方に促されて、名ばかりの代表(司会がメイン)を務めています。

動物園見学、防災センター見学、札幌ドームツアー、展望台ツアー、ボウリング、クッキング、ミニ運動会、ムーブメント体験...など、参加する保護者が、親子で体験してみたいことを中心に、企画しました。

徐々に「児童デイサービス」が普及。新規の参加者が減り、先輩方は卒業されるなか、タイミングを見計らい、メンバーが納得の上で解散、終了しています。

それまで毎年お世話になっていた、各方面の先生方、寄付やサポートをしてくださっていた各学校・企業などへ、活動の報告集と お礼状を添えて挨拶にまわった、懐かしい思い出です。



追記:皆さんの「スキ」でお祝い✨いただきました、応援ありがとうございます♬

お祝い20201130ハンディある子


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