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「自分で目を休める」という選択。アイクロ(iCLO)とは?
私の初めてのお客さま、「同僚」がVDT症候群について悩んでいるので、現在、勢力的に記事にしています。
調べるほど、スマホ・パソコンとの付き合い方を知らずに、ドップリ浸かっていたなーと反省します。
分かったつもりになっていたな・・・
これからも謙虚に学んで行動するのみです。
今日の結論:
アイクロ(iCLO)は
スマホ・パソコンとうまく付き合うために超重要!!
昨日、スマホ見ると大脳が疲労する、という記事を書きました。
それ以外に2時間以上スマホを見ていると「幸せでない」と感じるようになる、というデータもあります。2)
えー!!幸福感にも影響するの?
それ、授業で教えて欲しかった!!
総じて、スマホと言っていますが、同じ液晶ディスプレイと思えばパソコンも同じと考えています。
スマホ・パソコン画面に触れる時間をコントロールすることは、私たちの幸福感を増やすことにつながる。
そこでヒントになったのが、今回の論文。1)
アイクロ(iCLO)の提唱。
できる時に、目を閉じる。
それだけ。
は?
それは気休めではないのかい?
それ以外やれることがないから、苦肉の策で言っているだけではないのかい?
実はVDT予防ガイドラインにも、ちいさく小さく
「目を閉じるだけでも効果があります」的な文言が書いてあります。
これ見ると、他に選択肢ないなら仕方なく、って感じがしちゃいます。
いやいや。これ実はめっちゃ深い。
iCLOの大事なところは
「自分でタイミングを選択して、目を休める」
ところにあります。
この自分で選択する、という行為がめちゃくちゃ大事だと思うのです。
昨日、私の好きな荒木博之さんのvoicyである、「book cafe」で
「これは水です」という本が紹介されていました。
https://voicy.jp/channel/794/528500
この本は、自分の置かれている環境を選択することの大事さを伝えているのですが、iCLOはまさに「自分で休むという環境を選択する」ことに他ならないと思ったのです。
私は、幸福感の源は、自分で選択し、その自分に肯定感を持つことだと思っています。
「やらされている」と思うと嫌な気持ちになるのは、選択できていないから。
であるとすれば、スマホ・パソコン画面の見過ぎに対して「幸せでない」と感じてしまう傾向性に対して、一石を投じることになるのではないでしょうか。
今日は、私のお客さまの利用日!^^
iCLOを使って、新たな理学療法展開をするつもりです。
効果はどうかな?
またご報告します^^
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「✨働く人により良い明日を✨」をテーマに、仕事や身体に関する情報・活動記録を発信をしています。
理学療法士として、エビデンスに基づきながら、私見を作っていくことを大切にしています。
思うところがありましたら、コメントなど頂けると嬉しいです。
【参考文献】
1)藤田博之:iCLO(アイクロ)~ニューノーマル時代の新しい目の休め方~,人間工学 Vol.58, No.5,2022
2)アンデシュ・ハンセン:スマホ脳, 新潮新書.2020