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父の体験記 その7 第六話 高速道路上の渋滞時の出来事

私がタクシーに乗務中の出来事でした。

所は名神高速道路上の事でした。大阪は北新地から京都方面への御客さんをお送り中の事でした。夜の十一時頃の出来事でした。

天王山トンネルの約二百メートル位手前の所であった。

前方の車がハザードランプを点滅したので私も直ちにハザードランプを点滅させ減速を始めましたが後続の乗用車がハザードランプをも点滅せず 急速度で接近してきましたので私は思わず咄嗟に警笛を鳴らしました所 後続の車は急ブレーキを掛けた様でした。

私の車のほんのすぐ後ろで停止した様子なので私はほっと しました。

幸いにも何事も無く済んだのですが安堵の胸をなでおろしました。
もう少しで追突される所でした。

普通はこの様な時 直ちにハザードランプを点灯させる筈です。
ハザードランプを点滅させないと言う事はとりも直さず先方のハザードランプの点滅に気付いていない事の証左でしょう。

私は後続の車が 前方の車の点滅に気付かぬ居眠りか 又は脇見運転では無いかと思い咄嗟に反応してクラクションを鳴らした。

私はいつもこの様な事もあろうかと常にルームミラーや左右の後写鏡を見る様に心掛けています。

後方に向けてクラクションを鳴らすには少し勇気を要しますが事故を起こしてからでは元も子もありません。

私はこの事が有って以来高速道路を走る時は大型貨物の前は走らないようにしています。

走る時は乗用車と乗用車の間を走る様に心がけています。
もしも大型貨物に追突されたら大事故なるでしょうから。

これが乗用車と乗用車の間でしたら大型貨物車よりは軽くて小さく済む事は
間違いないでしょう。

運転手の皆さん前後左右を確認しながら安全運転に努めましよう。すぐ後ろの車がどの様な運転しているか確めて走るのも大事な事でしょう。

つい先日連休中の帰省事五月五日、子供の日でした。
テレビのニュースで見たのですが場所は定かではありませんが多分
北陸だったと思います。

乗用車に四トントラックが追突して乗用車に乗っていた方が死亡したという
ニュースでした。
渋滞中の追突死亡事故は特別珍しくも無いのか翌日大阪地区の新聞を丹念に見ましたが、この記事は見当たりませんでした。

私が後方に向けて警笛を鳴らして避けられた様に、この様な場合は後方に向けて警笛を鳴らす様に、交通安全講習会等で教習指導して頂けたら助かる事もあるのではないかと思っております。

運転者の皆さん危険だと思ったら後方に向かってでも警笛を鳴らすのも必要ではなかろうかと 私は思います。
他に方法が無いのでは無かろうかとかんがえます。

ハザード ランプ(hazard lamp)について、今は非常信号灯とも言う。


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