幼馴染と過ごす最後の春休み EP3
俺達の通っていた小学校は、幼稚園のすぐ側にある
体育館からキュッキュッっと音が聞こえる。
遥香: あっ、バレーかな?
〇〇: バレーっぽいね
遥香: 懐かしいねぇ。私、小学生の時、ちょっとバレーボールやってたの覚えてる?
〇〇: 覚えてるよ。練習きつそうだったね
遥香: そうなんだよね〜めっちゃきつかった、、
そのバレーボールクラブの皆で〇〇のサッカーの試合観に行ったこと覚えてたりするー?
〇〇: 覚えてるよっ、当時は恥ずかしかったな笑
遥香: えぇ、なんで?笑
〇〇: だってさ、バレーボールの練習着のまま応援来てなかった?
遥香: そうそう、よく覚えてるね〜
〇〇: 皆、目のやり場に困ってたからね、、
遥香: そんな露出してたっけ?笑
〇〇: だって、小6だぞ?あれぐらいのショートパンツでもね、、思春期男子には刺激強い。
遥香: へぇ〜、かわいい。笑
えっなに、もしかして〇〇、私見てムラムラしてたの...?
〇〇: してねーよ、遥香のショートパンツぐらい見慣れてるわ
遥香: うわぁ〜素直じゃないな、まだ思春期か...?
〇〇: やめてくれ。笑
遥香: へへっ
〇〇: 今日の服装...いいね。似合ってる。
遥香: えぇ〜ほんと?嬉しい!ムラムラしてきた...?
〇〇: ふざけんなよ笑 するわけねーだろ
遥香: あぁ〜ムキになっちゃって笑
〇〇: 勘弁してよ。。
2人は笑い合った。
遥香: あんまり変わってないね、私達。
〇〇: そうだな。
遥香: これさ、言ってなかったんだけど。。
〇〇: ん?なに?
遥香: 小6の時、〇〇の親友の●●くんに告白されたことがあって、、
〇〇: えっ、マジ?
遥香: うん。断ったんだけどね。
〇〇には内緒にしておいてって言われた。
〇〇: そうなんだ、、
でも、あの時クラスのほとんどが遥香の事好きだったはずだぞ。
遥香: あー、気づいちゃってたわ.....///
〇〇: 気づいてたのかよ。やっぱモテる女は違うなっ
遥香: いや、冗談冗談。笑
まぁ、でもあの時はよく告白されてたかも
〇〇: あの時だけじゃないだろ。ずっとでしょ。
遥香: ん〜
〇〇: 図星?
遥香: まぁ、否定はしなーい。
〇〇: チッ、これだからモテ女は。
遥香: 嫉妬かなっ、〇〇くん?
〇〇: 君付けやめろよ。
遥香: へへへっ
俺達は気づいたら小学校の周りを一周していた。
遥香: 中学校行く前にさぁ、ランチ行こうよ!
〇〇: おぉ、いいね!確かに腹減った...行こ行こっ。
EP4へ続く〜
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?