マスカット🍇/妄ツイ
遠藤さくらちゃんと池田瑛紗ちゃんの長編作品です。
長編作品です。ヒロインは賀喜遥香さん。
長編作品です。ヒロインは田村真佑さん。
長編作品です。ヒロインは正源司陽子さん。
飛鳥は俺の彼女。大学で出来た人生初の彼女だ。 飛鳥: ねぇ〜聞いてる? 〇〇: あぁ、ごめんごめん、なんだっけ? 飛鳥: ここの問題、どうやって解くの? 〇〇: えっとね、これはこうやって、、 飛鳥が俺の顔をじーっと覗き込んでくる。 飛鳥: 〇〇最近ぼーっとしすぎじゃない? 〇〇: そうかな..? 飛鳥: そうだよぉ、心ここにあらずって感じ 〇〇: 気のせいだよ、いつもこんな感じ 飛鳥: えぇ〜付き合う前となんか違う気するよ? 〇〇: そんなことないよ。
さくら: どーしたの?顔赤くしちゃって。 さっきの言葉にドキッとした、なんて言えない。 〇〇: いや、なんでもない。 さくら: うーん...告白... さくらは布団に包まり、頬を膨らませる。 さくら: 難しいねぇ... 〇〇: どうしたんだよ、あんなノリノリだったのに さくら: いざ、真剣に考えてみると難しいなぁって 〇〇: まぁね、、 さくら: 〇〇は、てれのどんなとこが好きなの...? 〇〇: 瑛紗の好きなとこか... 〇〇: まぁ、全部かな。 さ
あれから数日が経った。 あの日以来さくらから連絡はない。 〇〇は今日も涼しい自室で受験勉強に励んでいる。 ピコンッ。 さくらからLINEだ。 「作戦会議いつがいい?」 「LINEだとあれだからさ、直接話そうよ!」 〇〇はこう返す。 「学校の時間じゃなかったらいつでもいいよ〜」 「場所は、さくちゃんの都合の良いとこでおっけー」 ピコンッ。 さくら「じゃあ、今週の土曜日にしよ!」 「〇〇の部屋で!」 〇〇 「え?俺の部屋!?」 さくら「都合悪い...?
〇〇は高校3年生。 最後の大会を終え、部活を引退。 夏休みに入った。 〇〇: 来週、花火大会かぁ。。 〇〇には幼馴染がいる。 "池田瑛紗" 容姿端麗で勉強もでき、芸術の才能もある。 スポーツがあまりできないのが余計に男子達には刺さるようで、あまり表立ってモテモテという感じではないが、密かに想いを寄せている男子が多いと聞く。 瑛紗と〇〇は家が近く、 幼稚園の頃からよく2人で遊んでいた。 歳を重ねていくに連れ、遊ぶ回数も減ったが 同じ高校に通う今でもたまに一
俺達の通っていた小学校は、幼稚園のすぐ側にある 体育館からキュッキュッっと音が聞こえる。 遥香: あっ、バレーかな? 〇〇: バレーっぽいね 遥香: 懐かしいねぇ。私、小学生の時、ちょっとバレーボールやってたの覚えてる? 〇〇: 覚えてるよ。練習きつそうだったね 遥香: そうなんだよね〜めっちゃきつかった、、 そのバレーボールクラブの皆で〇〇のサッカーの試合観に行ったこと覚えてたりするー? 〇〇: 覚えてるよっ、当時は恥ずかしかったな笑 遥香: えぇ、なんで
飛鳥: 今日も泊まっちゃだめ...? 〇〇: 今日は仕事で忙しいんだ... 相手してあげられないよ? 飛鳥: いいよ別にっ。帰っても暇なだけだし。 〇〇: 素直に寂しいから一緒にいたいって言えばいいのに。 飛鳥: 別に寂しいとかじゃないしっ 〇〇: あっ、出た出たツンデレ飛鳥ちゃん。 飛鳥: 違うっ!ツンデレって言うなっ! 〇〇: 怒った顔も可愛いですね〜 飛鳥: もぉ〜その扱い嫌いっ! 〇〇: んふふっ。じゃあ帰る? 飛鳥: いやだ。〇〇と一緒にいたい
真佑先輩が誘惑してくるようになってから1週間。 俺達の禁断の関係は、 まだ誰にもバレていない、はずだ。 真佑: おはよう〇〇くんっ!♡ 〇〇: おはようございまーすっ 真佑: ねぇ、そろそろ敬語やめてよ〜 私達カップルじゃん?♡ 〇〇: ダメですよ、会社内では敬語にします。 バレたくないので。 真佑先輩もバレたらまずいでしょ? 真佑: まぁ、そうだけどさっ。 〇〇: だから、過度な誘惑はやめてくださいよ。 真佑: ふーん、そんなこと言っていいんだ?
月曜日の深夜、コンビニのレジ。 俺は10分おきに入店してくる客の動向に目を配りながら、コンビニの棚を整理していた。 俺はこの春大学を卒業し、 深夜のコンビニで働いている。 いわゆる、フリーターってやつだ。 一応、就職活動はした。 だが、世の中は甘くなく、何十社も落ちた。 俺は一旦、新卒正社員の道を諦めた。 働きたくないわけではない。 ただ、単純に疲れたのだ。 このまま波に流され適当に働くより もっと自分に向いてる仕事があるのではないか。 そう決断し、今に
大型連休、初日。 俺は実家に帰省していた。 今日は、6年ぶりに従姉妹と会うということで、 かなり緊張している。 従姉妹の名は、小川彩。 彩は現在高校2年生で、最後に会ったのが彩が小5の時なので、6年ぶりということになる。 現在、俺は22歳。 彩との年の差は6つ。 彩が小学生の頃はよく遊んでいて、 かくれんぼやおにごっこをしたり、 彩をおんぶして走り回っていたのが記憶に新しい。 俺の中の彩は小学生で止まっている。 今日がそのアップデートの日なのだ。 ピ
時刻は深夜1時 コンコンッ んんっ....誰だろうこんな時間に... ガチャッ 〇〇: えっ、飛鳥じゃんどうしたのこんな時間に..... 飛鳥がこちらをじっと見つめてくる。 〇〇: どうしたの?何か言いなよ。 飛鳥: 寝れない... 〇〇: え? 飛鳥: 1人で寝れなくなったのっ... 〇〇: え...どうして? 飛鳥: 言わない。 〇〇: もしかして、最近俺と会えてなくて寂しくなっちゃったとか...? 飛鳥: そんなんじゃないっ!そんなんじゃ...
ピピピピッ、ピピピピッ 俺は寝返りを打って、アラームを止めた。 姫奈: おはようにゃんっ! 〇〇: おはよっ、ひにゃ 俺は横で寝ている姫奈の頭を撫で、立ち上がった。 姫奈は最近道端で拾ってきた猫だ。 いや、一応人間なのだが。 __________________________________________ 姫奈: にゃんっ! 狭い街路樹の側に20歳前後の華奢な女の子が座っていた。 女の子は薄いワンピースを着ていて、 猫耳のカチューシャをつけている。
つかの間の休日。 〇〇は彼女とお花見デートに来た。 〇〇: 桜、綺麗だね 瑛紗: うん、綺麗だね。私は〜? 〇〇: 綺麗だよ 瑛紗: 桜と私どっちが綺麗...? 〇〇: 瑛紗に決まってるじゃん〜今日も可愛いよ 瑛紗: じーっ。 〇〇: どうしたの。 瑛紗: 私しか見ちゃだめ...! 〇〇: ごめん、瑛紗しか見ない。 瑛紗: 私は、こーんなにっ〇〇のこと好きなんだよ 瑛紗は大きく両手を広げて見せた。 〇〇: それって、どれくらいなの? 瑛紗: だから
翌日、案の定天気は大荒れ。 朝練は休みどころか、 登校もままならないほどの大雨。 僕はずぶ濡れになりながらいつもの登校ルートを走った。 すると、 ん、あれ、、正源司? 少し先でゆっくりと歩いている陽子を見つけた。 僕はチャンスだと思い、 雨で濡れたアスファルトを駆け抜けた。 〇〇: おはよ...!陽子ちゃん! 彼女は振り返って言った。 陽子: おはよ!〇〇くん! 記憶にある限り、あれ以来の会話。 時間が経っていたのでそこまで気まずくはなかった 陽子
真佑先輩は、会社の1年先輩。年齢も1つ上。 真佑: 〇〇くん、おっはよ〜! 〇〇: おはようございます。 真佑: 出社早くない⁇ 気合い入ってるね〜 〇〇: まぁ、はい。新卒なんで。 真佑: ねぇ、この会社、社内恋愛禁止って知ってた? 〇〇: なんか、聞いたことはありますね 真佑: おかしいよね〜恋愛禁止して何が変わるんだろ 〇〇: 仕事の効率が上がるとかですかね、、? 真佑: そんなことあるのかな〜私は関係ないと思うけど〜 〇〇: 僕も関係ないと思います
「ねぇ、パパ!何書いてるの??」 息子が下から覗き込んできた。 〇〇: これはね、好きな人にラブレター書いてるの 「ラブレター??ラブレターってなーに?」 〇〇: 好きな人に好きだって伝えるお手紙だよ 「パパの好きな人ってママのこと...?」 〇〇: そうだよ、ママのこと。 「ふーん、ママにお手紙書いてるんだ〜」 〇〇: うん。ママには内緒だよ。 「わかった!」 〇〇: ほら、ママが呼んでる。ママのとこ行こっ 「うん!」 そう、俺は妻に手紙を書いている
彩: 〇〇くん!おはよ!お待たせ! 〇〇: おはよ!全然待ってないよ、時間ぴったしじゃん! 彩: ならよかった!今日の服どう?// 〇〇: めっちゃ可愛いよ!似合ってる! 彩: えぇ〜ほんと?嬉しい/// 照れる彩が可愛い。 彩は同じ高校の2つ年下で吹奏楽部の後輩だ。 つい先月のこと。 彩: 〇〇先輩! 〇〇: ん、どうした? 彩: 私、まだ全然吹けなくて先輩一緒に練習してくれませんか? 〇〇: おぉ、いいよ、やろうやろう! 彩: ありがとうございます