長月 葉

ココロが動いた瞬間、それは大切な何かに気づくとき。そんな体験をつづっています。金融IT…

長月 葉

ココロが動いた瞬間、それは大切な何かに気づくとき。そんな体験をつづっています。金融IT会社員25年→家族ケア4年→現在プロマネ職。「数字がすべて」の世界から「文字」の世界へ飛び込んだのは、いくつもの言葉が私を前へと導いてくれたから。手帳ノート好き。

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  • 書く部|みんなでつくるマガジン

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    メンバー同士、もう少し交流というか「あ、どーも」があっていいのかなと。記事を書いたら(よければ)放り込んでください。ぜひ、あなたも読んでください。基本はその日の記事を、あと「これ読んで!」って過去記事も数本なら。みんなでいいマガジンにしましょ~🙌

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「あなたは私の誇りです」義父の言葉を思い返して涙する日

8月16日は義父の命日。8年たった今でも、義父が残してくれたいくつもの言葉が私の背中を押してくれています。 商店街で床屋を営んでいた義父母のお店は、いつも常連さんたちとの笑い声であふれていました。義父は常に自分より他人のことを思い、じっとしていられない人。その場の空気を和ませる名人でした。 ◇ そんな義父との会話でいちばん心に残っているのは、私がまだ会社員時代のこと。 仕事と育児、家事に追われ、心の余裕を失っていたときでした。 「頑張りすぎないで。困った時はいつでも

    • 初めての「ばあば」に戸惑った日。通りすがりの少年のひと言から始まるおばあちゃん考

      夕暮れ前に買い物を終え、娘の通っていた保育園の前を通りすぎる。いつもと同じ、のはずだった。 楽しそうに笑う親子のやりとりが徐々に近づいてきた。 その自転車がゆっくりと私の横を通りすぎた瞬間、 「あ、ばあば!」 の声。 周りを見回しても私以外誰もいない。ん?私? 「似てるわね、でも、ばあばはここにはいないよ」 母親の声がすると同時に、後部座席の少年はこちらを振り返る。 自分で答えを確かめた少年は、満足気に笑みを浮かべていた。 その無邪気な笑顔につられて、私もとびっきりの笑

      • 「主婦」じゃない「肩書き」が欲しかった【星読み体験記】

        人生初の星読みセッションを受けてみて、ここ3年来のモヤモヤが吹っ飛んだ体験をしました。読み解きしていただいたのは、江角悠子さん主宰、京都ライター塾の同期生だった、ふじふじ☆ヨシコさん。 事前にお伝えした、生年月日、出生時刻と出生場所をもとに作成された「ネイタルチャート」をもとに、ポイントをかいつまんで、かつ、わかりやすく解説していただきました。 人生のテーマ、チャートで注目すべきところとその意味すること、そして、ヨシコさんの人生経験とご自身の星読み体験談をからめたセッショ

        • ライター講座第6回(最終回):レシピは全部渡された、料理をつくるつくらないは自分次第

          7月の初回の半袖1枚から、10月最終回では厚手のトップスへ。回を重ねるごとに厚みを増していった服とは逆に、少しずつカタい殻をはがし、自分という根幹に近づいてスリムになっていった3ヶ月。ライターについて学びつつつ、もうひとつの講座の核となる「自己分析ノート」で自分と向き合う、この時間と空間が私にとっては何よりも貴重な経験となりました。 当初の私の受講目的、ライターとはどういう仕事なのか、どういうステップを踏むと稼げるようになるのか、江角さんの掲げる「ライターになって幸せになる

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          ライター講座第5回:新規で仕事を得るために必要な3つのこと

          第5回の講座のメインは、実際にどうやって仕事を獲得していくのかについて、特に自分メディアの力が育っていない人向けに、「書く」ことから一歩進んだ、より実践的なお話となりました。 スライドのタイトルは「新規仕事を得るために」。 画面に映し出された文字を見て真っ先に頭に浮かんだのは、自分は、これまでの講座やワークを通して「書く」ことを「仕事」として捉えることができていただろうか、という疑問。お金をいただく、仕事という感覚に、背筋がピンと伸びる思いでした。 企画は相手への「おみや

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          おすすめカフェ:cafe「2u」@中野区:スイーツと非日常のくつろぎ空間を堪能してみませんか♬

          JR総武線東中野、駅前の商店街を歩くこと5分、角を曲がって目に飛び込んでくるのは、古い一軒家を改装した1階にある特徴的な丸いガラスの扉。住宅街にひっそりたたずむカフェ「2u」。 ブルーグレーの重い扉を開けると、目に飛び込んでくるのはナチュラルな木目調のインテリア、そして、耳には子どもの歌声の優しい洋楽BGM.。カウンター3席、テーブル2つと、こじんまりしたつくりの中に若い男性オーナーのこだわりが感じられる。 壁際にはオーナー手書きの説明がついたこだわりのコーヒー豆たちが、

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          ライター講座第4回:インタビュー原稿の書き方(2) 推測させる文章はモヤっとする

          第3回の「インタビュー原稿の書き方(1)」の講義の後、課題として実際にインタビュー実施と原稿提出が課せられました。9月9日に開催された第4回では、講師の江角悠子さんによる原稿添削や前回カバーされなかったインタビュー原稿の執筆後の戻しについて、参加者同士のフィードバックからの気づきなど、グループ講座ならではのありがたみを強く感じた回でした。 前回第3回の講座レポートはこちら (1) 初めてインタビュー原稿を執筆してみて感じたこと江角さんとのインタビュー原稿執筆にあたっての前

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          ライター講座3回目:ライターへの第一歩を踏み出す、インタビュー原稿の書き方

          3回目の講座テーマは「インタビュー原稿の書き方」。 これまで1000人以上、1500人近くにインタビューを行ってきた江角悠子さんの経験をもとに、「伝える人」として心構えと実際の原稿の作り上げ方を伝授していただきました。 「書く」作業はほんの1~2割で、書く前の下準備と書いた後の推敲にかける時間のほうがはるかに多い、これを実際のライティングワークを通して実感する形となった今回。 「素材」をインプットとして、誰に向けてどのような視点で何を書いて伝えてアウトプットするか。あらゆる原

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          「ライター講座」スタートから1ヶ月、今感じている変化とつまづき

          50代主婦が未経験ながら「ライター」をめざして講座に参加、スタートから一か月が経過しました。これまでどんな取り組みをしてきて、何につまづいているのか、どんな変化があったのかの備忘録です。同じように挑戦している方、これから始める方のお役に立てたら幸いです。 取り組んできたことnoteアカウントの開設~初投稿~6記事目 受講レポート作成と自己分析ノート(自分の深堀り) 自分を知ってもらうための場所づくりからのスタートでした。 発信に対するブロックは不思議なくらい最初からなく

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          手帳を変えたからって自分も変われる訳じゃない

          小学生高学年のスヌーピーのマンスリー手帳を日記代わりに使い始めてからこれまで、25種類以上の手帳を使ってきました。自分を変えたくて。 手帳を使う目的「この手帳を使って人生変わりました!」 「手帳にこう書いたら夢が叶いました!」 の体験談を見る度に 「私にもできるかも?」 「違った自分になれる?」 「よし、今度こそ!」 と意気込んで購入するものの、実際使っていくうちに、この項目が小さい、幅が狭い、となんやかんや不満のオンパレード。 今思えば、満足いく手帳に巡り合えなくて当た

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          迷ってる時間がもったいない

          威勢よく、「書くことで人生動かせるか」の実験開始!と初投稿してみたものの、その後は講座レポートのみ。 過去の経験や日々の気づき、読書メモとか、書きたいネタはたくさんあるのに下書きばかりが増えていたこの2週間。 何から書き始めたらいいのか、迷っていた。 迷っても答えなんて出てこないのに。 どんな道をえらんでも、失敗にはならない、行動したその先に見えてくるものがあるはず。 決して完璧主義な人間ではなく、どちらかというと「大丈夫、なんとかなるさ」と流れに乗って生きてきたはずなの

          迷ってる時間がもったいない

          京都ライター塾第7期 第2回目講座レポート

          2022年7月から京都在住エッセイスト・ライターの江角悠子さん主宰の「京都ライター塾」第7期として参加中。 全6回のうちの第2回目の講座が7月29日に開催されました。 第1回で学んだ一般的なライター像をベースにして、じゃあ、自分は何を伝えたいのかを掘り下げたり、ライターの醍醐味であるインタビュー・取材についてを学んでプチインタビューを実践したりと、盛りだくさんの3時間。インプットしながら、即アウトプットしていく、充実の内容でした。 第2回で取り組んだワークは以下の3つ

          京都ライター塾第7期 第2回目講座レポート

          京都ライター塾第7期 第1回目講座レポート

          「ライターになって幸せになる!」をゴールに掲げている江角悠子さん主催の京都ライター塾。第7期は7月8日に第1回目がスタート。3週間に1回のペースで計6回、10月21日までの4か月間、共に走り抜ける仲間とともに「書く」ことに様々な角度から向き合う講座がいよいよ始まりました。 これまで多くのZoom講座に参加してきましたが、「講座のレポート記事を書いて提出」と出だしで言われたのは初めて。 ブログに書くイメージでいいですよ、と言われるも、さて、困った。 社員生活25年の自分にと

          京都ライター塾第7期 第1回目講座レポート

          「書く」ことで人生を動かせるって本当?

          東京在住50代主婦。 会社員生活25年の後、自分探しのループにはまり、何がやりたいのか、どうなりたいのか、の明確な答えが出ないまま3年の月日が流れていった。 変わりたいのに変われない… そんな折、ある学びの場で知り合った友人と話していた時のこと。 Zoomの画面越しに、「この水筒見てどう思いますか?」との質問。 私の答えは「あ、娘の水筒と同じ色」 すると相手からは「やっぱり…」と、ため息交じりの声。 「モノでも人でもコトでも何でもいいの。何かを見たり、聞いたりした時、感

          「書く」ことで人生を動かせるって本当?