![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/20240008/rectangle_large_type_2_f6be9a906991fcb0c82b63c658e22fd3.jpeg?width=1200)
『天災と国防』を読む┃古典に触れる100日
久しぶりの投稿になってしまいました。読み終えたあと、ふせんを貼ったところを Evernote に書き出して、そこで感じたことや、特に印象に残った一文をモレスキンに書く、という作業をしているのですが、Evernote に書き出す時間がなかなか取れなくて。
えぇと、♯30分読書習慣 は細々と続けています。『後世への最大遺物』を読み終えた後、寺田寅彦著『天災と国防』を読みました。とあるブックフェア(6社合同の学術文庫フェア・チチカカコヘ)の冊子で興味を持ったのが、手に取ったきっかけです。
タイトルの通り、地震や火山の噴火、予期せぬ大事故をもとに考察するエッセイです。漢文の影響を受けている印象を感じる文体なので、読みにくさはありますが、読みにくいからこそ立ち止まって考えやすいんだと思います。なかなか進まない読書もいいものです(積ん読増えちゃうけど……)。
以下、読書ログのまとめです。
#30分読書習慣 #111日目 からは、寺田寅彦の『天災と国防』(『後世への最大遺物』は解説だけだったのでカウントせず)。この本にしたのは、たまたま実家に帰ったときにNHKのドラマ「心の傷を癒すということ」第一話を見たことが影響していると思う。 pic.twitter.com/tDtUp1b0Lo
— kurobonsai (@kurobonsai) February 2, 2020
まだ投稿してなかった(汗) #30分読書習慣 #112日目 。たぶんこの本は、
— kurobonsai (@kurobonsai) February 4, 2020
・事前の準備は大事だよ
・昔と今は状況が違うから、大きな災害がくると大変なことになるよ
・でも、みんな忙しすぎて忘れちゃう
が続くのだと思います。このくらいでいいかと軽く考えずに、もう少し対策したほうがよさそう。 pic.twitter.com/hmBsYRmjxQ
#30分読書習慣 #112日目 。事故が起きたときに起きたことを責めがちだけど、原因を探って同じことが起きないように研究することも忘れちゃいけない。むずかしいけど。 pic.twitter.com/yBggmJRINH
— kurobonsai (@kurobonsai) February 4, 2020
これ、113日目でしたね……。
#30分読書習慣 #114日目 。この本にはなんとなく意味はわかるけど、でも気になるから調べてみたくなる言葉がよく出てくる。たとえば「源因」。「原因」とひとくくりにされているから同じ意味なんだろうけど、源因のほうが一段深い何かを指しているような気がするのは、気のせいなんだろうか。 pic.twitter.com/3shqH6AXoX
— kurobonsai (@kurobonsai) February 5, 2020
#30分読書習慣 #115日目 。浅間山が噴火したって、結構おおごとなのに、顕微鏡で火山灰の形を調べ続けたり、関東大震災の記録を取り乱すことなく綴っていたり。ものすごく落ち着いているけど、研究欲と好奇心が抑えられなくて楽しかったんじゃないか、という気もする。 pic.twitter.com/CFSwarogiI
— kurobonsai (@kurobonsai) February 6, 2020
#30分読書習慣 #116日目 。災害への備えとともに、起きたことを精査することが次世代へつながる。それこそが、個人はもとより、国家を守ることにつながる…ということなんだと思うけど、だいたい忘れるし、感情に流されるし、自分のことだけでいっぱいいっぱいになる。他を思うゆとりを常に持ちたい。 pic.twitter.com/DGwB4xWr5A
— kurobonsai (@kurobonsai) February 7, 2020
#30分読書習慣 #117日目 は、新幹線で京都を往復して帰宅後からスタート。センセーショナルな言葉が並ぶと慌ててしまうけど、冷静になって考えるとそもそもおかしいのでは? と疑える。分野に関係なく学ぶことがだいじ。苦手とか必要ないとか言わずに学ぼうっと。それにしても慌ただしい1日だった。 pic.twitter.com/BlQAFgJlXS
— kurobonsai (@kurobonsai) February 9, 2020
#30分読書習慣 #118日目 。あとでもう少し読もうと思っていたんだけど、風邪ぎみで本調子ではなかったこともあって、あと少しのところでおしまいに。厄年についてここまで考えたことなかったなぁ。 pic.twitter.com/goPoL1cQ0N
— kurobonsai (@kurobonsai) February 9, 2020
#30分読書習慣 #119日目 。読み終わるかと思ったら、解説が思いのほかボリュームたっぷりで読みきれず。ここでは災害のことを取り上げているけれど、想定外の出来事が起きたときの対処法という意味では、新たな病気への向き合い方とも通じるものがあると思った。
— kurobonsai (@kurobonsai) February 11, 2020
で、いま残りを読みおえました。 pic.twitter.com/xixH7T6RGm