苦手な家事のちょっとした遊び心
しばらく家をあけるので、パートナーのためにごはんの作りおきをした。簡単に、チンすれば食べられるように。
誤解を招かないように念のため伝えると、普段は作り置きなんてしない。家事も料理もそんなに好きではない。今回は気まぐれで、たまたま。
さあ、作り終わって冷凍しようとジップロックを取り出すと、説明書きに「レンジで解凍するときは口を開けて下さい」と書いてあった。これは彼に伝えなければ。袋に直接メモ書きしようとマッキーを手にする。
そこでむくむくと遊び心がうまれた。
絵を描こう。
そうして描いたのが彼と私の似顔絵。
アメトークの「絵心ない芸人」に出れたら、いい勝負ができるに違いない。それくらい絵は不得意で。
でも描いていたら、なんだか楽しくなってニヤニヤしてきた。
「いつ絵に気づくかな〜」
「気づいたらどんな反応するかな」
「我ながらめっちゃ似てるなw」
なんて想像した時間は、控えめに言ってとても楽しいものだった。
どれだけ下手でもしょうもなくても、こんなに楽しくなれるならいいではないか。なんでもない作り置きがちょっといいものに思える。
そうしてニヤニヤしながら、ハッシュドビーフが入ったジップロックを冷凍庫に忍ばせたのだった。
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