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普通を演じる

・周りを気にして普通を演じている人
・表現して生きていきたい人
・でも素の自分を出すのが怖い人

におすすめの漫画を知ってしまった。

"自分で自分をあたためることができる"
なんてあたたかい言葉なんだろう。

1話はこちらから

カバー写真はこの記事の一部をスクリーンショットしました。



わたしが普通を演じ始めたのはいつからだろうか。

家族や友人から、決してうれしくない言葉をかけられたときかもしれない。
「洋子って横柄だよね」
「洋子のそういう誰にでもいい顔するところが嫌いなんだよ」

このときは「わたしが素のままでいると誰かをいやな思いにさせてしまうから直さないと」と普通を演じるのに必死だった。でも今思えば、横柄な態度をとったときも、誰にでもいい顔をしたときもわたしなりの理由があったのだ。

横柄な態度をとったのは、そうすると親が笑ってくれるからだったし(でも横柄がエスカレートしすぎて咎められたんだと思う)、誰にでもいい顔をしていたのはその人たちみんなに共感できたから。

そっか、こうやって伝えれば良かったのか。「いやな思いにさせてごめん。でもわたしなりにこういう理由があったの」

普通を演じて良かったこともある。相手を観察できるようになったことと、相手に合わせた空気をまとえることになったこと。

早口の人には早口で話す。
メールに絵文字がついている人には絵文字をつけて返す。

それを能力として活かしていけたらいいのかもしれない。

夫は普通になりたいと思ったことがないらしい。「みんな違うかのがむしろ普通でしょ」だそう。

だとしたら誰かの中に"普通じゃない"ところを見つけたとき、否定する前になぜそうしたのか理由をたずねてあげたいと思う。

昔のわたしに助け舟をだすように。

「そっか、あなたはそう思うんだね」「わたしはこう思うよ」「ちがうね」「あはは」

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ようこ|野に咲くことば
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