文章は振動となって伝わっていく

今日、大学時代の先輩が出演しているテレビ番組を見た。

「あなたにとって音楽とは?」と聞かれ、彼はこう答えていた。

音って振動ですよね。音って空気が震えて届いていくものなので、(中略)その音の揺れは感情の揺れを生む

そうすると感情が動くことで力が湧いてきたり新しい考え刺激があったり

そういう瞬間が間違いなく存在すると音楽の力を信じてるので、その瞬間を一人でも多くの人に巻き起こしたい

私も本当にそう思う。音楽(ピアノ)に救われたこと、刺激を受けたこと、力が湧いてきたこともたくさんある。だから音の振動が人に届いて感情の揺れを生むという新たな視点に、「うわー、そうそう、ほんとそうだ」と頷いた。

そして振動が感情の揺れを生むのは文章も一緒だ。

いや、ちょっと待って、紙やパソコン画面にあらわれる文字に振動はないでしょと思う人もいるかもしれない。

確かにそう。でも、読んでいるときに書き手の声を想像しているとしたら、頭の中で音読しているとしたら、これは振動だ。だから人は文章に感動するのかもしれないなあ、と動画を見ながらひとり考えていた。


毎日noteを更新していて、そのノルマに追われてしまう日も正直あるのだけど、自分の心情が読み手に伝わるという事実は絶対に忘れないでいたい。嘘を書けば伝わるし、投げやりに書けばそれも伝わってしまう。反対に、思いを込めればそれもちゃんと伝わる。

それを分かった上で、これからも毎日noteに向き合っていく。どっちの日もあるかもしれないけど、それを全て受け入れて。

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ようこ|野に咲くことば
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