行動できないと悩む人に届いてほしい言葉
行動できない。その要因のひとつは「完璧を求めるから」かもしれない。
完璧にしようとするあまり、かえって手が動かせないまま、結局1日中ゴロゴロしていた、娯楽に逃げていた。そんな私のような人に知ってほしい言葉がある。
母と妹と訪れた相田みつを展で買ったポストカード。会場には他にも多くの言葉があったのだけど、これが特に心に響いた。寒い冬、お味噌汁がじわっと身体に広がっていくように浸透していった言葉だったので、ポストカードを購入したのだ。
完璧病は「行動できない」を生み出しやすい。
たとえば私の場合、「プロフィール記事を今日中に完成させよう」のように目標を今日中に設定する上、理想の形になるまで公開できないと思い込む。だから果てしない作業が待っていると思うと腰が重くなり、Youtubeや他の簡単な作業に逃げて、結局手をつけることもできなかったという日がよくある。
でもそれだと、いつまで経っても物事が進まない。やりたいこともやるべきこともできない。
だから“がんばんなくてもいいからさ”にハッとさせられた。そっか、頑張ろうとするから手をつけられないんだ。具体的に動けるまで、頑張り度を下げていけばいいのだな、と。
うん、“がんばんなくてもいいから”と思ったら、スムーズに動けそう。
でも、頑張らなくて本当にいいの?と思う人もいるかもしれない。
これは多分、具体的に動いてるうちに自然と頑張りたくなるのが人なんだと思う。
「5分だけ」と思って掃除をはじめたら、気分がノッていつの間にか他の箇所の掃除もはじめていた。気づいたら15分経ってた。みたいなことが起こるように(もちろん、これが毎回ではないけど)。
やる気が先じゃない、行動するからやる気が出てくる、という言葉もあるように、やる気を出すためにはじめの行動の壁をできるだけ低くする。
頑張りたいのに億劫で行動できない人にこそ、「がんばんなくてもいいからさ」が届きますように。