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愛育病院(田町) 入院レポ

こんにちは。yokoです。
この度第2子を出産し4人家族となりました。
2人目出産にあたり、家の近くにある愛育病院で出産しました。

順風満帆なマタニティライフという訳にはいかず、
妊娠糖尿病の診断を受け、それに伴い羊水過少疑いもあり
管理入院2回・出産の入院1回と
合計3回入院しました。

どんなときに入院になるのか、入院の流れや入院してみての感想、
費用に関してもお伝えできればと思います。
愛育病院で出産を検討中の方のご参考になればと思います。


どんな時入院になるのか

1回目入院した理由

妊娠糖尿病と診断され、食事療法で血糖コントロールができるかどうか判断するため、1泊2日で入院しました。
(まさか入院になるとは)

1人目出産時(別の病院で出産)も妊娠糖尿病だったのですが、
入院はせず、自宅での食事療法+内科の通院+血糖自己測定
で済んでいました。

今回の妊婦検診時でも、赤ちゃんの大きさが通常より2w分大きく、
妊娠糖尿病かもってことで糖負荷検査をしたのですが…

通常は
50g糖負荷検査→(引っかかったら)75g糖負荷検査
とステップを踏むのですが、

私の場合
(最初から)75g糖負荷検査→数値正常で喜ぶ→妊婦検診でやっぱり赤ちゃん大きめ→(なぜかもう1回)75g糖負荷検査→引っかかり妊娠糖尿病の診断
という流れでした。

妊娠糖尿病の診断を受けたとき、さらっと
「数値が基準を超えているので、入院して食事療法で血糖コントロールできるか見ましょう」と言われ

(え???入院???仕事あるのに)
と、思わず欠勤になることを恐れ、
「来週から産休入るので、来週でもいいですか?」
とか言ってしまいました。

結果医師にOKしてもらえました。

2回目入院した理由

生産期に入り、1週間ごとの妊婦検診を受けたある日。
エコーを見ながら医師に、
「羊水が少なめですね。妊娠糖尿病の影響で胎盤の機能が低下している可能性があります」
と言われ、下記の2択を提示されました。

①(赤ちゃん大きめなので)今日このまま入院して促進剤使って分娩する
②2日後にもう一度エコーとNSTをして様子を見る

①は子宮口が現時点で1cm程度しか空いておらず、
この状態で促進剤使っても有効な陣痛につながりづらい(生まれるまで時間がかかる)
とのことでしたので、迷わず②を選択しました。

2日後受診すると、
「前回より羊水減ってますね…赤ちゃんが陣痛に耐えられるかしっかりNSTで確認したいので、今日この後入院して見てみましょう。いいですか?」
と言われそのまま緊急入院となりました。
助産師さんは
「突然のことでびっくりされますよね。今日だけで緊急入院が3人もいらっしゃって、助産師からすると大丈夫そうに見える方も、お医者さんは結構すぐ入院にしちゃうのよ…」
的な事を仰っていました。

これを聞くまでは、2人目の妊娠は問題だらけに感じ、
赤ちゃんが無事産まれるか心配だったのですが、
他の方も念には念をで入院してると知り、少し安心しました。

入院の流れ

当日、1階の「入退院窓口」に行き、
頭金5万円を入金します。(クレジットカード可)
入院にかかった費用が5万円を切った場合、
退院時に現金で返金されます。

入院の頭金を入れたら
セキュリティーゲートを通るためのカードキーを頂きます。

8階に上がって助産師さんに様々説明を受けます。
(8階が主に出産前の方や婦人科で手術した方などが入院している病棟)
最初にデイルームで尿検査と体重測定をし、
助産師さんに緊急連絡先や既往歴などをお伝えした後、
病室へ案内されます。

入院時の過ごし方

妊娠糖尿病での入院時、ひたすら血糖測定をします。
食事前に採血してもらい、
食事が運ばれてきたら、ナースコールで「これから食事します」
と報告。すると2時間後また採血にきてくれます。
入院中に6回は腕から採血しました…
(静脈から採血します。自己測定キットで指先から測定するほうがはるかに楽なので地味にストレスでした。)

羊水過少の入院時は、特に安静の指示も出ていなかったので、
夕方と朝のNST以外は自由でした。
NSTは40分測るので、その間はベットに横になり安静にしていました。

妊娠糖尿病での入院に関して

妊娠糖尿病での入院は原則1泊2日です。
1日目に決まったカロリーの食事で血糖測定を行い、
基準値を超えた場合は、2泊3日の入院となります。
2泊目は分割食となり、1食を2回に分けて食べて血糖測定します。
昼食前の採血→分割食食べる→2時間後採血・分割食食べる→夕食前の採血・・・と繰り返すため、案外入院中のスケジュールが縛られます。

私の場合は分割食でも血糖の基準値を超してしまいましたが退院できましたので、妊娠糖尿病での入院期間は最大2泊3日までのようです。

妊娠糖尿病の分割食①


2時間後の血糖測定が終わったら食べていい分割食②

私の場合、食事療法だけでは血糖コントロールがうまくできなかったので、インスリン注射も行っていました。2回目の入院時はインスリンを病院に持ち込みました。食事前に決められた単位数のインスリンを打つのですが、インスリンが劇薬扱いということで、食事前に助産師さんを呼び、助産師さんの前で「〇単位です」と打つ単位数のダブルチェックを行い、打つまで見てて貰うことが必要でした。

入院の設備面に関して

出産時とは違い、特に何も聞かれず4人部屋での入院でした。
(愛育病院は個室3タイプと特室があります。)
4人部屋は半個室のようになっており、
ベットとベットの間はクローゼット付きのテレビボードのようなもので
仕切られています。
窓側のベットのほうが、入り口側のベッドより若干広く、明るそうでしたが
どのベットになるかは運次第です…

テレビは、テレビカードは必要なく見放題でした。
クローゼットにはハンガーが2本備え付けられていました。
フックは、セキュリティーカードを掛けるフックしかないので、
洗面用具など、持ち物を掛けるためのS字フックが重宝しました。

シャワー室は病棟に3部屋あり、原則30分以内で使用する決まりでした。
シャワー室の入り口にホワイトボードがあり、部屋番号と使用する時間を記入するようになっていました。
8階の病棟では空室なことが多く、他の方とシャワーがバッティングして困ったことはありませんでした。
シャワー室内にドライヤーが設置してあり、
風量は全然出ませんが使用可能です。

ドライヤーはこれでした

9階に売店があるので、絶対安静でない方はセキュリティーカードがあれば
入院時でも買い物に行けます。(妊娠糖尿病の場合、間食は禁止)

費用に関して

1泊2日で合計29,170円でした。
妊娠糖尿病での入院の為、保険適用となりました。
内訳は
入院料等が8,178点、医学管理料260点、検査料572点
あとは食事療養費2,964円、食事療養負担額1,840円
院内着も借りたので+300円
でした。

総じて愛育病院どう?

結論、愛育病院はハイリスク出産にはかなり安心できる病院です!
愛育病院での出産に不満はありません。

個人的な感想としては、過保護なくらい念には念を入れてくれるイメージで、怪しいと思ったらすぐ検査、引っかかったら即入院で
出費がかさむなと思いました…
全ての赤ちゃんを無事に誕生させるという執念を感じて
安心できる病院です。

入院に関して感じたことは、施設はそんなに新しくありませんが、
内装にこだわっている為、一般的な総合病院より高級感はあります。

食事は他の方もブログなどで仰っていますが、産院のブランド御三家とは言われているものの、至って普通の食事の印象でした。
一人目を出産した都立病院よりはメニューや食器にこだわっているなと感じました。(都立病院と比べたらダメな気もしますが)
食事が載っているお盆が THE食堂のお盆 って感じなので
それを良いものにしたら少しは高級感でるかも?

次は愛育病院での出産レポを書きます!


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