ボロい家に住んでいても素敵写真に見せる方法
「素敵なお家に住んでいますよね?」
・・・昔、ブログを書いていた時に何回か読者の方にそう言われた事がある。
だが、実際に住んでいたのはめちゃくちゃ古くてGやNezumiが出る築50年以上のズタボロな家だった(笑)
素敵な生活をしていそう・・・私のブログを見て、そんな幻想を抱かせてしまいたいへん申し訳ございません・・・という気持ちになった。
もちろん「素敵ですね♪」と言ってくださった方には、正直にボロボロの家に住んでいるという真実を伝えた。ははは。
ボロい家に住んでいても、素敵風☆写真に見せるコツは、被写体を1番に考えつつ、とにかく背景を考える!
→そこから私は素人時代に背景を作り出す習慣がついてしまったのかもしれない。
仕事で役に立つことも多いにある。
※仕事の撮影で、背景を変えて同じ商品の写真バリエーションを増やしたいというご要望がかなりある。
超ボロい家に住んでいても、家の中で素敵っぽく写真を撮る秘訣!
コツは撮り方と背景。
撮る時にあった方が便利な物は、
○背景紙スタンド(プロ用は結構高いが、拘らなければAmazonなどで安く購入できる。その代わり安い物は壊れやすい)
○背景紙(今の時代なら撮影用のすてき背景紙が手ごろな価格で手に入る。大きな背景を作りたい場合は『壁紙』を選ぶと¥300〜と安価で購入できる。
撮影用の背景紙はすごく高いのよ(笑)
だが、自宅のDIY用の壁紙は90cm×2mで¥300円くらいから購入できるので気軽に使える。
写真学校時代の授業で、私は¥300の背景紙を持って行ったら同級生にそれすごくいいね!と、めっちゃ褒められた。
長さがある背景紙を持って渋谷を歩くのは大変だったが、授業中の撮影も上手くいったし嬉しかった。
撮影用ではなく、DIY用の背景紙をおすすめしているカメラマンはおそらく私だけである。
撮影用の背景紙はすごく高くて¥8000以上~するからだ。
そして、白背景の場合は汚れたらその場所をカット→買い替えがしょっちゅう・・・プロ用はコストがかかる。という感じなの。
DIY用ならば、大理石模様や木目調、コンクリート調などさまざまな模様の背景紙を選ぶことができる。しかも安価で。
本当は秘密にしたい情報だけれど、このブログを見てくださる皆さんは特別♪
北海道の実家で撮った一例。
実家は築40年弱の古い家だが、瓶の上(斜俯瞰)から90mmのレンズで撮ることで室内を極力写さない=古い家で撮っていることがばれない(笑)
瓶の下に紫陽花の装飾物(手芸用)を敷いて、わざと瓶の中身の色と反対色になるように考えた。
イマイチすぎる場所で撮った一例。
撮った場所は三畳分のスペース、カップケーキの背景を自作、正面から撮影。
まるで雪景色のような背景は、私が独自に開発した秘伝のタレ。いや背景(笑)
最近、関西から家に遊びに来てくれた、幼馴染+ハトコに見せたら「このやり方すごいわ~よく考えたなぁ♪」「スグリを見ると子供の頃北海道で食べていたグズベリーを思い出すなぁ」と褒めてくれたよ☆うふふ。
上記の雪景色背景と比べると、やはり白背景で撮るだけだとイマイチ物足りなささを感じるのがおわかりいただけるだろうか。
スグリを見ると北海道育ちの私はグズベリーを思い出し懐かしくなってしまう。
なので、毎年春先に東京の花屋さんで観賞用のスグリを見かけると、必ず買ってしまうの。
イマイチな場所で撮った実例3。
白背景だけだとイマイチなので、被写体の手前に小さな窓枠を置いて撮った。
プロになってからは、背景紙を買うだけでは満足できず、自作するようになった。まだ研究途中だが、斬新な方法でさまざまな素敵背景を作り出すことができることに気がついた。これはいつか記事にしたい。
背景紙があると、ボロい家の中やイマイチな場所でも素敵風に撮ることができる。決して広いスペースは必須ではない。
畳3枚分~以上のスペースがあれば十分撮影可能である。
*************
4日前から撮影で北海道に滞在中。
その間実家にお世話になっているのだが、、、
母から聞かされるのは農作物を荒らす鹿への愚痴と、気温が高めで白菜が巻かないという愚痴ばかりである(笑)
俺と真逆のタイプで、口が悪いBBAなの♪困るわぁ。あはは~☆
以上、ゲーム芸人フジタのような服装で北海道をウロウロするカメラマンBBAからのお便りでしたっ♪
・・・ゲーム芸人フジタを検索してみてね(笑)